リニエ・ミシュロ
LIGNIER MICHELOT

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リニエ・ミシュロ

モレ・サン・ドニの未来を担う注目ドメーヌ


デュジャックやポンソなど、愛好垂涎の錚々たるドメーヌがひしめく銘醸地、モレ・サン・ドニの地で、近年めきめきと頭角を現しているのが、リニエ・ミシュロ。彼らは、フランスきってのワイン評価誌「旧クラスマン」の2007年度版にて、ブルゴーニュ全体でも5軒しか選ばれない“Nouveau domaine et Domaine a suivre(初掲載かつ注目すべき生産者)”として紹介された実績を持ち、今後のモレ・サン・ドニを担う生産者として注目を集めています。

目次

柔らかく、クラスカルなブルゴーニュスタイルに仕上がった2021年ヴィンテージ

ブルゴーニュの2021年は、ブドウの収量が減少したもののワインはエレガントな仕上がりになったことが特徴です。4月に夜間の気温が大幅に下がり、ブルゴーニュ全域で深刻な霜害が発生。また生育期間である春から夏にかけて湿度が高まり、病害に悩まされる生産者もいました。ただ生き残ったブドウには2020年と比べてジュースがしっかりと蓄えられており、酸味も高い傾向だったことから、ワインは果実味と酸味のバランスに優れた出来栄えとなったのです。


リニエ・ミシュロにおいても、4月に霜害があり、ブドウ樹の開花も早かったことから収量が10~15%減少。また夏にかけて一部で病害も見られたため畑仕事が一層重要となりました。このことからより慎重に選果を行い、ワインに用いるブドウを厳選。そのため例年通り、ドメーヌこだわりの全房醗酵も可能に。こうして造られた2021年ヴィンテージのワインを、当主は「柔らかく、クラスカルなブルゴーニュスタイルだ。」と語っています。

年々評価が上がっている、注目のドメーヌ

モレ・サン・ドニに本拠地を構えるリニエ・ミシュロは、家族経営の小さなドメーヌ。現在当主を務めるのは、3代目のヴィルジル・リニエ氏です。1960年代~1980年代に祖父がブドウ農家を始め、1980年代よりブドウ農家をしながら、一部、ドメーヌ元詰めのワイン造りを開始。


1988年より、2代目の父のもとブドウ栽培について学び、2000年よりドメーヌを引き継ぎました。所有する畑は、約12.5haの15アペラシオン。クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニのグラン・クリュをはじめとするモレ・サン・ドニの優良区画を中心に、ジュヴレ・シャンベルタン、シャンボール・ミュジニーなどにも畑を所有しています。


元々、ヴィルジル氏はロベール・グロフィエやダヴィッド・デュヴァンと交流が深く、品質向上に向けて意見交換を行いながら刺激を受けていたとのこと。中でも、ドメーヌ・デュジャックの醸造担当であるアレックス・セイス氏は彼の実力を認める1人として知られています。


そんなリニエ・ミシュロが注目を集めるきっかけとなったのは、辛口で知られるフランスきっての評価誌「旧クラスマン」の2007年度版に、ブルゴーニュ全体でも5軒しか選ばれない“Nouveau domaine et Domaine a suivre(初掲載かつ注目すべき生産者)”として紹介されたことです。


更に、同誌の2009年度版では、デュジャック、フレデリック・マニャン等に並ぶ1ツ星評価を獲得。また、フランスの有名ワイン誌「アシェット・ワインガイド」の2011年度版では3ツ星に昇格するなど、今後のモレ・サン・ドニを担うドメーヌとして、注目されています。

ピノ・ノワール本来の魅力を引き出した、エレガンス溢れるブルゴーニュワイン

ワイン造りにおいて、リニエ・ミシュロでは、茎までしっかりと熟したブドウを収穫すべく、念入りな畑仕事に重点を置いています。ブドウ栽培については、リュット・レゾネを導入。部分的に有機農法を取り入れています。特筆すべきは、徹底した選果方法です。ブドウは手摘みで収穫した後、2段階に分けて選果を実施。1段階目で質の悪いブドウを取り除き、2段階目では全房発酵用の茎まで熟した房を厳しく選定します。


このような念入りな選果を行うのには、理由があり、2006年よりデュジャックやD.R.Cと同じく、全房発酵を積極的に導入しているため、より質の高いしっかりと熟したブドウが必要となるからです。収穫したブドウは、全体の約50%で全房発酵を実施し、グラン・クリュにおいては100%全房発酵。醸造については、抽出しすぎないように発酵温度や味わいを適宜チェックしながら、最低限のピジャージュ(櫂入れ)を行います。

こうして丁寧に造られる、リニエ・ミシュロのワインは、ピノ・ノワールのピュアな果実味の美しさを引き出した、エレガンス溢れるスタイル。ヴィルジル氏は、ピノ・ノワールの本質はこの美しさとフィネスにあると考え、その魅力を最大限引き出す方法を常に追及し続けています。


元々、リニエ・ミシュロのワインは、父の代までは抽出を強くし、タンニンがしっかりとした長期熟成タイプのワインを生産していましたが、ヴィルジル氏の代よりスタイルを大きく変更。「醸造テクニックよりも、ブドウ本来の力を最大限引き出したい。」というポリシーの元、早くから愉しめるスタイルのワインを造り出しています。

リニエ・ミシュロの全ラインナップ

商品一覧

15 件

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