エレガンスの真髄を究める、200年にわたる家族の系譜
創業1808年以来、一貫して家族の名前を冠してシャンパーニュを作り続けてきたアンリオ家。「家族の名前を汚すようなシャンパーニュはつくらない」という覚悟と、自負のもと、ブドウ栽培のノウハウやアッサンブラージュの技術、長期熟成へのこだわりは、父から子へと受け継がれ、品質を磨き続けてきました。その大きな転機となったのが、19世紀末の当主 ポール・アンリオと、マリー・マルゲの結婚。マルゲ家がシュイィの最良の畑を所有しており、「貴重な嫁入り道具」として、アンリオ家に寄贈したことから、品質が大きく伸びました。現在のロゴマークは、アンリオ家のHとマルゲ家のMが組み合わされています。そのスタイルは、「エレガント、洗練、レースのような繊細さ」。上述のシュイィをはじめコート・デ・ブランのシャルドネと、モンターニュ・ド・ランスの北向き斜面のピノ・ノワールの品質にこだわり、スタンダードキュベでも格付け率が95% 以上。ブレンドにおいては複数ヴィンテージのリザーブワインを35〜40% 使用。3〜4年の瓶熟と、例外的なこだわりがつくりに反映されています。上質を知る人の、上質な時間を演出するシャンパーニュ。それがアンリオの想いです。
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