![旬の食材2月 菜の花 × イタリア産白ワイン]() |
月替わりでお届けしている旬の食材×ワイン特集。
2月のテーマは、今から待ち遠しい春を呼ぶ野菜「菜の花」と、イタリア産白ワインがテーマ。菜の花を使った2つのお料理のメニューに合わせて、イタリア産の白ワイン3アイテムご紹介いたします。ぜひ今が旬のマリアージュでご自宅の食卓を彩ってみてください。 |
![旬の食材2月]() |
春先になると、毎年野菜売り場を賑わせてくれる春野菜、「菜の花」。季節を鮮やかに彩る菜の花の最大の特徴と言えば、瑞々しい味わいと後味に広がるほんのり心地良い苦みですね。おひたしや和え物、てんぷらなど、和食のイメージが強い菜の花ですが、実はイタリアでもチーマ・ディ・ラーパ(Cima di Rapa)や、ブロッコレッティ(Broccoletti)と呼ばれる同じアブラナ科の野菜があり、春先の時期によくお料理に登場します。
色よくゆがいておいて、お肉のグリルやサルシッチャの付け合わせに。くたくたに煮てパスタと絡めて…。それにオリーブオイルやチーズが加わるだけで、菜の花があっという間にワインに合う料理へと変身します!
そんな春らしさ満点の菜の花には、豊かなアロマの中に仄かな苦味と野性味を感じる、ヴェルメンティーノやガルガーネガを使用した白ワインがオススメ。
もともとスペインを原産とする白ワイン品種、ヴェルメンティーノは、現在ではイタリア、特にサルデーニャ島やトスカーナの海沿いを中心に、多くの州で栽培されている品種。白い花を思わせるチャーミングなアロマと瑞々しい酸が特徴で、ほのかに塩気を伴うミネラルを感じる爽やかな味わい。また、ガルガーネガはギリシャを起源とする品種と考えられ、現在ではほぼイタリア全土で栽培。柑橘系のアロマを持つ、フレッシュ&フルーティーの代名詞と言っても過言ではない品種です。
どちらの品種も開放的な風土から由来する素朴な野性味が、ほんのりとした苦味が魅力の菜の花とピッタリ!
今が旬の菜の花と野性味のある白ワインを合わせて、春を呼ぶマリアージュを楽しみましょう。
|
![菜の花のオレッキエッテ]() |
|
合わせて愉しむ!おすすめ銘柄はこちら ▼
|
|
ヴィヴィア
/ レ・モルテッレ
(イタリア トスカーナ)
2,800 円 (税抜)
この商品はこちら≫ |
菜の花のオレッキエッテにおススメなのは、イタリアの名門アンティノリが所有する、トスカーナ州マレンマのワイナリー、レ・モルテッレが手掛けるヴィヴィア。環境問題への取り組みに意欲的なアンティノリが所有するワイナリーらしく、地下深く眠る石が保有している熱を利用したり、重力を活かしてワイン造りを行うことでエネルギーを節約したりと、自然を意識したワイン造りを行っています。
こちらのヴィヴィアは、ヴェルメンティーノとアンソニカに加えて、フランスの品種であるヴィオニエをブレンドしたエレガントな白ワイン。ハーブの爽やかなアロマや味わい、口当たりはソフトながら、いきいきとしたたっぷりの酸があり、菜の花のオレッキエッテに良く合います。
|
![菜の花と白身魚のエスニック風]() |
|
合わせて愉しむ!おすすめの2銘柄はこちら ▼
|
|
ソアヴェ
/ アレグリーニ
(イタリア ヴェネト)
2,500 円 (税抜)
この商品はこちら≫ |
菜の花と白身魚のエスニック風に合わせたいのが、イタリアトップ5に数えられ、またヴェネト州No.1と賞される名門、アレグリーニが手掛けるソアヴェ。アマローネを筆頭に赤ワインを多く手掛けるアレグリーニのワインの中でも、常に高い評価を得ている白ワインが、ガルガーネガを主体として造られるこちらのソアヴェです。
2016年ヴィンテージが、ワイン業界で活躍する日本人女性が選出されるサクラアワード2018年において「ゴールドメダル」に加え、「特別賞グランプリ タイ料理」を受賞。グラスから溢れんばかりの豊かなアロマが印象的で、フルーティーな味わいの中にある酸味とレモンピールに似た微かな苦味が全体を支えている軽やかな味わいは、タイ料理を初めとしたエスニック料理と好相性。手軽な価格帯ながら、そのクオリティは想像以上です。
|
モンテルーナ
/ カンティーナ・トレゼンタ
(イタリア サルデーニャ)
1,400 円 (税抜)
この商品はこちら≫ |
菜の花と白身魚のエスニック風に合わせたいもう1本は、イタリアのリゾートアイランド、サルデーニャにあるワイナリー、カンティーナ・トレゼンタが手掛けるモンテルーナ。
アプリコットの華やかなアロマに、バニラの甘い香りがチャームポイント。軽快でフレッシュ、フルーティーな果実味があるバランスのとれたクセのない味わい。余韻に感じるヴェルメンティーノらしい心地よい苦みがあり、つい箸を持つ手がとまらなくなるマリアージュです。
|