【スタッフ愛飲】まるでブルゴーニュの白ワイン!?コスパ抜群!ニュージーランドのシャルドネ

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公開日 : 2019.7.12
更新日 : 2023.7.12
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インタビューの様子

テロワール横浜髙島屋店で店長を務める梅木さん。ホテルでのサービススタッフとしての経験を持つベテランソムリエに、3,000円前後でお薦めの1本を選んでいただきました。

エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。

今回は、ワインの概念をいい意味で覆してくれた「エステート・セレクション・ザ・ロッジ・シャルドネ」について語っていただきました。

※シレーニの単一畑シリーズ「エステート・セレクション」は2018年ヴィンテージより「グランド・リザーヴ」にシリーズ名が変更となります。

目次

やっぱり好き!長年愛飲する白ワイン

おすすめワイン

—まずは、今回このワインを紹介しようと思った理由を教えてください。

東京のホテルで働いているときに、ブルゴーニュのシャルドネばかり飲んでいて、その美味しさに感動したんです。

それ以来、白ワイン好きになってよく飲んでいるんですが、自宅で気兼ねなく飲むワインが「エステート・セレクション・ザ・ロッジ・シャルドネ」なので、このワインを選びました。

インタビューの様子

—このワインを知ったきっかけを教えてください。

以前、熊本の店舗にいた時、シレーニのチーフワインメーカーを務めるグラント・エドモンズさんが来日されて生産者イベントをやりました。

そのイベントの最後にお薦めのワインを伺ったところ、ロッジ・シャルドネを挙げられたので、早速試飲をしたんです。そこで、初めてロッジ・シャルドネを知って、そのクオリティの高さに驚きました。

—クオリティの高さを実感したエピソードがあれば教えてください。

ニュージーランドのワインを飲み始めた当初は、クメウ・リヴァーという生産者のワインをよく飲んでいました。イギリスのブラインド大会でブルゴーニュのシャルドネを抜いたというワインなんですが、ニュージーランドでも有名なシャルドネです。

ただ、エノテカに入社してロッジ・シャルドネに出会った時、ブルゴーニュを思わせるようなリッチな果実味や奥行きのある酸に感動しました。

その後、クメウ・リヴァーのエステート・シャルドネとシレーニのロッジ・シャルドネを飲み比べたんですが、断然ロッジ・シャルドネの方がコストパフォーマンスが高いということを実感して、それ以来、よく飲むワインになりました。

マリアージュを気にせず飲める贅沢なワイン

インタビューの様子

—シレーニのワインは和食との相性が抜群と言われますが、料理と合わせるとしたらやっぱり和食ですか?

そうですね。魚介類は全般合うと思いますよ。焼き魚でも合いますし、アクアパッツァでも貝類のボンゴレでも、いろんな魚料理に合わせやすいですね。

このワインに限った話じゃありませんが、ワインにどんな料理が合うのかな?って、一人で考えすぎてしまった時があって、その時会長に「考えすぎるな、うまいものはうまいんだ。料理もうまい、ワインもうまい、それでいい」と言われて気付きました。

ワインと料理が美味しければ、マリアージュは考えなくていいのかなと。

このワインはまさにそれで、どんなシチュエーションでも、どんな料理にも合わせやすいので、マリアージュは気にせず楽しんでほしいワインですね。

—ちなみに最近はいつ飲んだんですか?

実は、昨日も飲んだんですけど、やっぱり心地いい感じでしたね。

ブルゴーニュに比べたら断然リーズナブルですし、やっぱりエレガンスさがあるというところで負けてないですよね。改めて、家で飲むにも贅沢だなと思いました。

それに加えて、スクリューキャップというところも気に入っています。開けるのは簡単ですし、ブショネがないというのは家で飲むのにいいですよね。

おすすめワイン

—ロッジ・シャルドネが好きな理由は何ですか?

シレーニが造るワインの中でも、特にエステート・セレクションはクオリティが高いと思うんですが、その中でもロッジ・シャルドネの畑は僕の好きなブルゴーニュの緯度と一緒なんです。

季節は逆ですけど、緯度が一緒なので気候が似ていますし、冷涼で日照量も豊富です。そういった点からも僕の好きなブルゴーニュのシャルドネに近いですし、味わいも奥行きがあって、酸が追ってきますし、アタックから最後の余韻まで、しっかりと線で結ばれているなと思います。

シレーニが重視している「おいしいワイン、食事、そして素晴らしい仲間」というのは働くうえで大切にしています。

一度騙されたと思って飲んでほしい!

インタビューの様子

—ブルゴーニュの白ワインとロッジ・シャルドネの共通点や異なる点をお教えください。

先ほどもお伝えしたように気候が似てるということで、香りや味わいに通ずるところがありますね。香りのクオリティが高く、柑橘系の香りやトースト香、バニラのニュアンスがあるというのはもちろんですけど、芳醇でリッチな果実味も感じます。さらに奥行きのある酸がブルゴーニュとの共通点です。

後半に複雑なミネラルや酸味というのが追いかけてくるというのは、ブルゴーニュのシャサーニュなどでもあると思うんですが、これはニューワールドでは出せないようなニュアンスだと思います。

そういう部分がブルゴーニュと通ずるところである反面、この価格ではブルゴーニュの白ワインには出せないクオリティの高さがありますね。

—ブルゴーニュの白ワインに匹敵するほどのクオリティの高さということですね。

そうですね、お客様にも「騙されたと思って飲んでみてください」と言っています。あと、これを飲んだ皆さんに「ブラインドで飲んで分かりますか?」と問いたいくらいです。実際のところ仲間内でブラインドで飲んだときに、ブルゴーニュと間違えた人もいたので、是非とも飲み比べていただきたいですね。

僕も最初はブルゴーニュのワインばかりを飲んでいましたが、そういったワインの概念を良い意味で壊してくれたワインの一つです。

たまプラーザ店店長

最後に何か言い残したことはありますか?と伺うと「福岡、熊本、広島のみなさん見てますか?」と、これまで働いてきた各地のお客様に向けて問いかけてくださいました。

様々な土地の店舗に立った梅木さんならではお言葉に場がほっこりと和みました。

梅木さん、お忙しい中、ありがとうございました。

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