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ワインラベルの読み方を知ろう!ボルドーワイン編

エノテカ編集部
エノテカ編集部
ワインを学ぶ
公開日:2018.8.1
更新日:2020.11.23
ボルドーワインボトル
ワインのラベルに描かれた絵画やイラストに惹かれてワインを購入する人も少なくないと思いますが、銘柄などの情報が読み取れたら良いなあ……と思ったことはありませんか?
今回は、フランス・ボルドー地方のワインラベルに書かれた文字列がどういう情報についてなのか、ご紹介したいと思います。
目次

ワインによって微妙に情報は違うものの……

カロンセギュールのボトル
ラベルに表示された文字列は、ワインによって微妙に違いますが、共通するものも多くあります。
いわゆるワインの銘柄と呼ばれるのは、一番大きな文字で書かれているものです。
ボルドーの場合、ファーストラベルのワインはブドウ畑と醸造所を所有しているシャトーの名前が書かれることが一般的で、それ以外の場合はワインにつけられた固有の名前や、原料ブドウの栽培地などが書かれています。

AOCワインの場合は義務表示がある

ワインボトルの輪ベルラベルアップ
トップカテゴリに位置しているAOC(AOP)ワインの場合は、必ずラベルに記載しなければならない「義務表示」が存在します。
以下は表ラベルか裏ラベルに必ず記載されている義務表示になります。

原産地呼称

ワインの原料であるブドウの産地にあたります。「Appellation d’Origine Controlee」(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)といい、「d’Origine」の部分に「Bordeaux」や「Pauillac」などの産地名が入ります。

原産国名

ボルドーはフランスにあるため、「produit en France」「produit de France」「vin de France」など、フランスが原産国である旨が書かれています。

瓶詰め元名と住所

ワインの瓶詰め元と住所が書かれています。また、シャトー元詰めであれば、「Mis en Bouteille au Chateau」と記載されています。キャップシールに表示されている場合もあります。

容量

通常サイズのボトルであれば「750ml」もしくは、「75cl」と書かれています。

アルコール度数

アルコール度数についてもワインでは重要な情報です。表ラベルの端っこのほうに小さく書かれています。

意外にもヴィンテージは義務表示ではない

表ラベルには、原料ブドウが収穫された年が書かれていることがあります。
しかし、この表示はEU加盟国で生産されたワインの場合、その年のブドウが85%以上使われていないと表記することができません(シャンパーニュなどの例外あり)。複数年のブドウをブレンドして造るワインも市場に多く出回っているため、ヴィンテージは任意表示となっています。

シャトー・ムートン・ロスチャイルドを例に……

それでは以上の点を踏まえ、ボルドーの1級シャトーであるシャトー・ムートン・ロスチャイルドのラベルを読んでみましょう。
シャトー・ムートン・ロスチャイルドのラベル

向かって右にあるラベル上部の小さな「Gerhard Richter」

2015年のラベル絵を担当したゲルハルト・リヒターの名前が書かれています。向かって左は、絵画の名前となっています。
シャトー・ムートン・ロスチャイルドは、毎年違う著名な画家にラベル絵を依頼しています。
 

一番大きな「Chateau Mouton Rothschild」

銘柄です。この場合、ワインが造られたシャトー・ムートン・ロスチャイルドの名前が書かれています。セカンドラベルの場合は「LE PETIT MOUTON DE MOUTON ROTHSCHILD」(ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロスチャイルド)という銘柄になります。
 

「2015」

原料ブドウが収穫された年です。
 

「toute la recolte ete mise en bouteilles au Chateau」

収穫されたブドウが全てシャトーで瓶詰めされている、という「シャトー元詰め」を示す内容になっています。
 

「PAUILLAC」

原産地呼称です。シャトー・ムートン・ロスチャイルドの所在地はポイヤック村で、原産地呼称も「AOCポイヤック」となります。
 

「Baronne Philippine de Rthschild」

瓶詰め業者名になります。この場合はシャトーの所有者であるバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドの名前が表示されています。
 

「proprietaire」

「所有者」という意味です。すぐ上のバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドが所有者だということを示しています。

格付けや品種は書かれていない

赤ワイングラスのアップ
ボルドーワインと言えば、メドック地区の1級から5級の格付けワインをはじめとして、各地区の格付けを知りたいという人も多いと思います。
しかし、ほんどのワインにはシャトー・ムートン・ロスチャイルドのように格付けが書かれていません。
また、フランスは産地によってだいたい栽培される品種も決まっているため、アメリカなどのニューワールド・ワインのように使用されている品種が書かれていることはほとんどありません。
ボルドーでは赤ワインの場合は、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、カベルネ・フラン、プチ・ヴェルドなどが、白ワインの場合はソーヴィニヨン・ブランやセミヨンが使用されています。
自分で調べるか、お店のソムリエに聞いて選んでくださいね。

まとめ

誰もが悩んでしまうラベルの読み方。自分がほしい情報が書かれているとは限りませんが、少しでも読めるようになったらワインを選ぶ時間を短縮できるかもしれません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
 
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エノテカ編集部
エノテカ編集部

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