【スタッフ愛飲】特別な日に欠かせない!アロマティックな白ワイン
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エノテカスタッフに、愛飲するワインとの出会いや思いを語ってもらう「スタッフ愛飲」。
今回は成城学園前店で店長を務める矢作さんに「トラミネール・アロマティコ / イエルマン」について訊きました。
エノテカ入社後、初めて購入した1本という思い出深いワインです。
最初の1本
―まずはワインを好きになったきっかけを教えてください。
もともと車関係の仕事をしていて、お酒は好きでしたけど全く詳しくありませんでした。ワインも飲まないわけではなかったですが、ワーッと楽しく飲むもの、といった存在でした。
そんな時、友人たちに美味しいワインを飲みに行こうよ、と誘ってもらい楽しそうだなという軽い気持ちでついていったことがあるんです。
そこで初めてちゃんとワインを飲んで、ワインってこんなにいい香りがしてこんなに美味しいの!?今まで飲んできたのは何だったんだ……と衝撃を受けました。
実はその中に妻がいるんですが(笑)
その後お付き合いをすることになっても、彼女が飲食関係の仕事をしていたこともあって「どこに行くか」というより「何を食べるか、何を飲むか」というのがデートの基本になりました。
そこからワインを飲む機会も増えていき、好きになっていきました。
―となると、奥様の影響が大きいということですね。
そうですね。彼女に出会っていなければこうしてワインの世界で仕事をしていないかもしれません。
ワインへの興味がどんどん湧いていく中でも、やっぱり難しいしよくわかんないよなぁという思いもありました。
ただ、ちょうど転職を考えていた時で、当時していた仕事よりもっとお客様と関われる仕事をしたいという気持ちも強くなり、思い切ってエノテカへの転職を決めました。
―今回の紹介ワインとの出会いはいつ頃ですか?
入社してすぐ、エノテカに入って初めて購入したワインです。
入社して何を最初に買おうかと迷っていた時に、先輩スタッフに「香りが良くて美味しいよ」と薦めてもらい買いましたね。
中途入社したのが3月なんですが、私の誕生日も妻の誕生日も3月なんです。転職直後でバタバタしていたこともあり、誕生日のお祝いもしたようでしてなかったので、せっかくだから初めて買ったワインでお祝いしようと奮発しました!
4000円台のワインって今でも高価だとは思いますが、当時の感覚だともっとそれは感じていたので思い切って買いましたね。
思い出を語りながら
―初めて飲んだ時の感想覚えていますか?
知識がほとんどなかったので、純粋な感想なんですが、香りが濃くて甘いな、そしてうまいなと!
飲んだのは妻の実家だったと思います。当時はまだ結婚前で、ご両親もいた中で少し気まずいながらも飲んだ記憶があります(笑)
食事と合わせて楽しんだ、というより食後にチーズや簡単なおつまみと合わせて飲んだのですが、その美味しさに感動しましたね。
―奥様の反応はいかがでしたか?
妻はイタリアンのお店で働いていたので、もともとイエルマンを知っていました。
なので、買って帰った時から「あ!イエルマンだ!」と喜んでいて、味わいもすごく気に入ってくれました。
―そこから愛飲するようになっていったんですか?
5000円近いので、頻繁に買えるワインではないですが、記念日や誕生日、クリスマスなどのタイミングで買って飲むことが多いです。
いつも思い出話を語りながら飲んでいます。特別な日には欠かせない1本ですね。
好きなもの同士のペアリング
―このワインの好きなところを教えてください。
もともと白ワインが好きで、アロマティックな品種が好きなんですが、甘みが強く残るワインはそこまで好きではないんです。
ただ、このイエルマンのトラミネール・アロマティコは程良く後味がドライで塩味を感じるので、甘みとのバランスが良くて好きですね。
甘みの後にドライな印象が現れるので、そのギャップに魅力を感じます。
―おすすめのペアリングは何ですか?
ガパオライスとの相性が抜群ですね!妻が自宅でもよく作ってくれるんです。
テッパンな組み合わせですが、エスニック料理と合わせると甘みとスパイシーさがよく合います。
好きな料理とのマッチングの良さもこのワインが好きな理由の1つです。
奥様との出会いをきっかけにワインにハマり、ワインの世界へ転職した矢作さん。初めて買ったワインで誕生日を祝い合った思い出を、少し恥ずかしがりながらもやさしい笑顔で語ってくれました。
ワインとの出会いから愛飲ワインとのエピソードまですべてに奥様が関わっていて、なんだかほっこりするインタビューとなりました。
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