【わたしのハレワイン&ケワイン】Vol.15 馬場典子さん

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エノテカタイムス
公開日 : 2025.5.1
更新日 : 2025.5.1
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あのひとの、特別な日に飲む「ハレ」ワイン、日常に馴染む「ケ」ワイン。ワイン好きで知られるあのひとに、それぞれのワインと楽しみ方を語ってもらいました。

馬場典子さん
馬場典子さん

早稲田大学商学部卒業。JSA認定ワインエキスパート。日本テレビに入社し、情報・バラエティー・スポーツ・料理まで局を代表する数々の番組を担当。2014年7月よりフリーアナウンサーとして、テレビ・ラジオ・インターネット番組・執筆・イベント司会・ナレーションなど幅広く活動中。現在はNHK「あさイチ」・BS日テレ「歌謡プレミアム」にレギュラー出演し、ABCラジオ「私 からだ上手にやさしくつきあえる毎日を。」のパーソナリティーや大阪芸術大学放送学科教授も務める。

ワインを好きになるきっかけをくれたのは、20 代の頃にお仕事をご一緒させていただいた江川卓さんです。江川さんはワインについての本を書かれたこともあるくらいのワイン好きで、お食事にもよく誘っていただきました。初めはちょっと背伸びする感覚でワインを飲んでいたので、「馬場はごはんの舌はいいけど、ワインはな~」なんて言われたこともありました。たくさん良いワインを飲ませていただき、初めて「お酒を楽しむ」経験をしたんです。

「ハレワイン」

正確なヴィンテージは忘れてしまいましたが、1980年代のリシュブールは私のワイン人生を変えてくれました。それまでは白ワインが好きだった私が、赤ワインの美味しさに目覚めた瞬間です。


「なんだこのエレガントさは!」と衝撃を受けました。まるで桃のジュースのようでアルコールも全く感じないんです。これは私の勘違いではなく、ワインをたくさん飲んでいる先輩方も同じ感想でした。渋みや酸味が完全に溶け込んでいて「もはやブドウじゃなくて桃だね」なんて感動を共有したのを覚えています。あの味わいはそうそう出会えないと思いますが、もう一度あの感動の美味しさを味わいたいと思ってしまう思い出の1本です。

「ケワイン」

最近よく飲むのは、幅広い料理に合わせやすい「オレンジワイン」です。白ワインよりも渋みや厚みがあって、でも赤ワインほど濃厚ではなく…といったバランスがとても好きです。そこまでお酒が強くないので、いっぱい飲めない人間としてはオレンジワインが1本あればハッピーになります。


ワインを楽しむときに欠かせないのは、何と言っても、おしゃべり! ワインも食事もやっぱり一緒に「美味しいね」っていう人がいてこそ。詳しい、詳しくないに関係なく「これが美味しい」といったテンションが同じ人と飲んでいると幸せですね。


大好きな仲間と美味しい食事、ワインというトライアングルがやっぱり一番好き。どれか一つでも欠けると寂しいのですが、すべてが揃えば超幸せです!

▲パーティーの様子。ワインには美味しい料理とおしゃべりが欠かせません。

この間、同級生たちと飲んでいたときに印象的だったことがありました。友人が一人一人の性格を店員さんに伝えてワインを選んでくれたんです!ちなみに私は「しっかりとした骨格に親しみのある味わい」というワインを貰いました(笑)そんな風にプレゼントしてくれたのは初めてで大盛り上がり!また新しいワインの楽しみ方が見つかりました。

▲プレゼントされたワインは、ムートン・カデのレゼルヴ・ムートン・カデ・ペサック・レオニャン。

『エノテカタイムス』は全国のワインショップ・エノテカとエノテカ・オンラインにて配布中です。ぜひお手に取ってご覧ください。 ※一部対象外の店舗がございます。 ※エノテカ・オンラインでは、ご購入画面よりお選びただくことでワインとご一緒に『エノテカタイムス』をお届けします。 ※数に限りがございます。期間中でも配布が終了している場合がございます、予めご了承ください。

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