普段何気なく飲んでいるイタリアワインも、その魅力を掘り下げればきっともっと好きになるはず！

その思いのもと今回は、イタリアきっての銘醸地トスカーナ州のワインにスポットライトを当てます。

トスカーナはイタリアの中部に位置する州で、西部は地中海に面している一方で、東部にはアペニン山脈がそびえるなど、ひとつの州の中にも多様な気候や土壌があります。

そこで生まれるワインはもちろんバラエティ豊か。赤ワインの大半はサンジョヴェーゼ種のブドウから造られますが、フレッシュでチャーミングな味わいを全面に楽しめるものから、重厚感と深みがあり長期熟成のポテンシャルを持つものなど、その幅広さには目を見張るものがあります。

ワインが好きならトスカーナの名前を聞く機会は無数にありますが、なぜこれほどまでの名声を得ているのでしょう？

その理由を紐解くためにも、今回はトスカーナの中でも特に名の通った3つの生産地から、それぞれの魅力を存分に感じていただけるワインをご用意しました。

まずは”キャンティ”。イタリアワインの中でも抜群の人気と知名度を誇るこのエリアからは、「2021 バディア・ア・パッシニャーノキャンティ・クラシコ・グラン・セレツィオーネ」をご用意します。イタリアワインのトップメーカー、アンティノリが手がけるこのワインは、キャンティ・クラシコの中でも格付けの最高位であるグラン・セレツィオーネ！ サンジョヴェーゼの魅力がギュギュっと凝縮された1本です。

次は”モンタルチーノ”。イタリアきっての高級ワイン、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを生むこのエリアからは、サステナブルなワインづくりに挑む生産者、サン・ポーロの「2021 ロッソ・ディ・モンタルチーノ」をご用意します。サンジョ―ヴェーゼの亜種であるブルネッロから造られるこのワインは、力強さとエレガンスのバランスに優れた1本。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノよりも若く飲みごろを迎えるのも嬉しいポイントです。

最後は”ボルゲリ”。トスカーナの常識にとらわれないスタイルで、一躍ワイン界のスターダムにのし上がったスーパータスカンの聖地です。今回ご用意する「2021 グイダルベルト」は、スーパータスカンの元祖として圧倒的な存在感を放つ、かの有名なサッシカイアのセカンドワインです。サッシカイアのDNAを受け継ぎつつも、より多くの人々に楽しんでいただけるよう造られており、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とするボルドースタイルながら、若いうちから瑞々しい果実味をお楽しみいただけます。

今回ご紹介する3つの産地、3本のワインを知ればイタリアを、いやトスカーナを好きになること間違いなし！

ワイン選びも、きっとこれまで以上に楽しくなります♪

ぜひお気軽にご参加ください！