ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

ルミネ大宮店の染谷です。

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

ルミネ大宮店の9月スペシャルテイスティングは引き続き、各スタッフが独自のテーマで選ぶワイン特集でご用意しております。

前編では、店長簗田と中村のおすすめのご紹介です。

頭の中は愛する家族と愛するワインのことだらけの店長簗田からは、先月に引き続きイングルヌックの手がけるワインをご用意いたしました。

今回、お楽しみいただけるワインは「2019イングルヌック・ルビコン」です。

先月の、ブログでは一度輝きを失ってしまった「イングルヌック」を完全復活させたコッポラ夫妻の熱いワインへの情熱について語らせていただきました。

ご興味ある方は下記のリンクよりぜひご覧ください。

https://www.enoteca.co.jp/shop/blog/oomiya/detail/128706?td_seg=tds773385tds990077

「イングルヌック・ルビコン」は何としても取り戻したかった「イングルヌック」の特別な区画のカベルネ・ソーヴィニヨンを含む、最上のブドウのみを使用しています。そして、ワイナリー、ワインへの熱い想いがつぎ込まれた1本となっております。

ボリューム感のある口当たりに、ブラックベリーやカシスのような黒系果実を凝縮した果実味とエレガントな酸味が渾然一体となった仕上がりはまさに絶品です。

ぜひ、この機会に味わい、ワイナリーの歴史、熱い想い、全てをお楽しみくださいませ。

アマローネやトスカーナの赤ワインのような艶やかなワインが好きな中村からは、イタリアの老舗ワイナリーであるアンティノリが造るスーパータスカン2種をお楽しみいただけるテイスティングイベントをご用意しました。

今回お楽しみいただけるワインはこちら

2021ティニャネロ

こちらのワインは、1971年にサンジョヴェーゼにカベルネ・ソーヴィニヨンをブレンドしたスーパータスカンとして誕生しました。その背景には、当時の規定でキャンティ・クラシコの中に白ブドウをブレンドしても良いとの造り方にアンティノリが疑問を感じ、サンジョヴェーゼ自体の質を上げ、その魅力をきちんと引き出す醸造法を追求したのです。

リリース直後、伝統在来品種サンジョヴェーゼに外来品種カベルネ・ソーヴィニヨンを合わせたことで異端視されましたが、その後海外では軒並み高評価を獲得。「世界的スーパータスカン」として爆発的人気を博し、一躍スターダムに上り詰めました。

2021　グアド・アル・タッソ

サッシカイアを筆頭に名立たるスーパータスカンが造られるボルゲリ地区で造られる1本。実はアンティノリはサッシカイアやオルネライアと言ったボルゲリの最高峰のワインの誕生に深く関与しており、そのアンティノリが自分達で独自に造り上げたのがこちらのワインです。

そうして生まれたグアド・アル・タッソは、リリース以来アンティノリの技術と弛まぬ努力を続けた結果、2008年ヴィンテージにおいて、ワイン・エンスージアスト 2012年 セラーセレクション「長期熟成に適したワイン」にて、世界第1位に輝きました。

イタリアワインの歴史を語る上で避けては通れない偉大なワイン『ティニャネロ』と、世界的な銘醸地ボルゲリで造られる、世界一の称号を獲得した『グアド・アル・タッソ』を是非この機会にお楽しみください。