店舗情報
ワインショップ・エノテカルミネ大宮店
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染谷空
ブログをご覧の皆さま、こんにちは。
ルミネ大宮店の染谷です。
気温の高い毎日が続きますが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
そんな猛暑にも負けない、ワインへの熱量を持つ店舗、ルミネ大宮店の8月スペシャルテイスティングは各スタッフが独自のテーマで選ぶワイン特集でご用意しております。
今月から新スタッフ北村を迎えたルミネ大宮店のテイスティング、ぜひお楽しみくださいませ。
前編では、店長簗田と中村のおすすめのご紹介です。
ワインの話をするときの目の輝きがダイヤモンド級の店長簗田からは、イングルヌックの手がける「2016 イングルヌック・ブラン・カノ―」と「2015 イングルヌック・カベルネ・ソーヴィニョン」をご用意いたしました。
イングルヌックは、グスタフ・ニーバム氏が「ヨーロッパのシャトーに匹敵するアメリカのワイナリーを設立したい」という夢から、ナパ・ヴァレーに誕生しました。
創業から品質を追求し続け、1889年にはパリ万博で銀賞を受賞。その後、1941年ヴィンテージは、ジェームス・サックリング氏が選ぶ「20世紀で最も偉大な12本のワイン」に選ばれ、シャトー・マルゴー1900年やロマネ・コンティ1937年と肩を並べる快挙を成し遂げました。
しかし栄光の裏で、経済的事情により商標権・醸造設備・畑を次々と手放すことになり、名門ワイナリーは一時その輝きを失います。
そんなイングルヌックに再び光を灯したのが、映画監督フランシス・フォード・コッポラ氏とその妻エレノア氏。彼らはナパ・ヴァレーに別荘を探す中で歴史ある土地に惹かれ、残された畑や施設を少しずつ買い戻しました。そして2011年、約40年にわたる努力の末に商標権も取得し、イングルヌックはついに完全復活を遂げたのです。
このワインには、ナパ・ヴァレーの力強さとともに、コッポラ夫妻の“ワインへの情熱”が詰まっています。グラスを傾けるたびに、映画のようなドラマティックな物語と、生産者の真摯な想いが感じながらお楽しみください。
アマローネやトスカーナの赤ワインのような艶やかなワインが好きな中村からは、メルロ主体のスーパータスカン「マッセート」のセカンドワイン「マッセティーノ」をご用意いたしました。
サッシカイア、グラッタマッコに並び、三大ボルゲリと呼ばれる「オルネライア」。そのオルネライアが、メルロのみを使用したもうひとつのワインが「マッセート」です。
そして今回、お楽しみいただく「マッセティーノ」はマッセートのリリースから30年目の節目である、2017年に生み出されたセカンドワイン。かつてマッセートに使われていた区画から造られる、力強さと華やかさ、気品を兼ね備えた仕上がりです。
2021年のトスカーナは、ワイン評価誌ワイン・スペクテーターにて「現代のトスカーナでは最高のヴィンテージ」と称賛されるヴィンテージ。そのようなグレートヴィンテージにつくられたこちらのワインは、カシスのような黒系果実の芳醇なアロマが長い時間楽しませてくれる1本です。
ぜひ、この機会にお楽しみくださいませ。
8月18日(月)は休館日となっております。
ご来店予定のお客様には、ご迷惑をお掛けしますが、ご了承くださいませ。
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。