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ワインショップ・エノテカ東京駅グランスタ丸の内店

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東京駅グランスタ丸の内店のブログ

ワイナリー訪問記15【グアド・アル・タッソ】

坂本 佳幸

2025.12.26
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一口ごとに広がるボルゲリの風景。テイスティングは旅のハイライト!ワイナリー訪問記15です。


まるで美術館のようなワイナリーの中へ。

ボルゲリの伝統的なお料理と共に楽しみながら、今回は少しだけ歴史のお話を。

「サッシカイアと並ぶ、ボルゲリの草分けグアド・アル・タッソ」

1980年頃、ボルゲリにはわずか6つの生産者しか存在しませんでした。

しかし現在では世界的な注目を集め、土地の価格も高騰。

生産者組合には70以上が登録され、その数は今も増え続けています。


その中で「グアド・アル・タッソ」は、

サッシカイアを生んだテヌータ・サン・グイードと並び、

最初期からワイン造りを始めた草分け的存在です。


1990年にフラッグシップワイン「グアド・アル・タッソ」を初めてリリースするまでは、

主にサンジョヴェーゼを使ったロゼを造っていました。

美術館のような建物内
壁に飾ってあるものは狩猟文化の名残
まるでリゾート地


背景には1930年代、ゲラルデスカ家の娘たちがアンティノリ家、

インチーザ家へ嫁いだことがあります。持参金として分割された土地が、

それぞれ現在のグアド・アル・タッソとテヌータ・サン・グイードの畑となり、両家のつながりが生まれました。

お皿にも狩猟文化が
皮目がパリパリになるまでローストした豚が絶品でした。

その後、サッシカイアの市場デビュー(1971年)、

オルネライアの設立(1981年)などが続き、

ボルゲリは一気に国際的な注目を浴びるようになります。


アンティノリ家も1980年代後半から本格的にグアド・アル・タッソを整備し、

カベルネ主体の国際品種へと転換。そして1990年、

現在の象徴ともいえるワインが誕生したのです。


歴史を知ると、一段とワインが美味しく感じられますね。

コントゥーゴ 2022


濃密なカシスやプルーンの果実味に、小豆を思わせる香ばしく甘やかなニュアンスが重なり、 グラスから立ち上る香りは奥行きと温かみを感じさせます。 口に含むと、果実由来の自然な甘みが広がり、フレッシュな酸が全体を引き締め、 飲み心地に軽やかさを添えます。タンニンはきめ細やかでシルキーながら、 しっかりとした存在感があり、ワインに美しい骨格を与えています。 まるでバレリーナのように優雅でしなやか。それでいて、 内に秘めた筋肉質な力強さが、飲み進めるほどに感じられる一本です。

ワインショップ・エノテカ東京駅グランスタ丸の内店

Y.Sakamoto

資格

JSA呼称資格 ソムリエ、WSET Certified Level3 Award in Wines

好きなワインタイプ

繊細、ブル・ピノタイプ、ブル・シャルタイプ、白ワイン、ピノ・ノワール、シャルドネ、フランス ブルゴーニュ、ドイツ

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