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ワインショップ・エノテカ グランフロント大阪店
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【生産者紹介ブログ】第五章 地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのひとつ ~カレラ~
近藤俊介
ワインラヴァーの皆さまこんにちは!グランフロント大阪店の近藤です。
8月もいよいよ終わろうとしています。
来る秋が楽しみですね。
さて、本日は生産者の紹介ブログでございます。
ワインの事、生産者の事をもっと身近に、そしてもっと好きになっていただける内容となっておりますので是非最後までご覧くださいませ!
今回の第五章は「地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのひとつ ~カレラ~ 」です。
皆様カレラはご存じでしょうか?
日本でも人気の生産者で、エノテカがお取り扱い開始したのは実は2年ほど前からなんです!
その人気から一時は日本の市場から姿を消したともいわれるほど。
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」と呼ばれるほど高いクオリティのピノ・ノワールを生産しております。
それでは早速そんなカレラの魅力を紐解いていきましょう。
カレラとは
まずはカレラについてご紹介させていただきます。
「ブルゴーニュの偉大なワインを目指し生まれたワイナリー ~カレラ~」
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」、「ニューワールドにとどまらず、地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのスペシャリストのひとつ」と絶賛されているカレラ。その歴史は、1970年代に創業者である故ジョシュ・ジェンセン氏がオックスフォード大在学中に、ブルゴーニュが自分のワイン造りの原点だと考え、渡仏したことが始まりです。ジェンセン氏は、DRCやドメーヌ・デュジャック、ローヌのシャトー・グリエという、名だたる造り手のもとで経験を積みました。
そこで「偉大なワインを造るためには、コート・ドールに見られるような石灰岩の多い土壌でなければならない」と教えを受けた彼は、ワインのビジネスを始めることを決意し、1971年に帰国。石灰岩土壌を求め、辺境の地を2年以上探索したのです。
そして1974年にカリフォルニア、サンベニート郡マウント・ハーランに辿り着き、土地を購入。ブルゴーニュの伝統に習い、3つの区画にジェンセン・ヴィンヤード(約6ha)、セレック・ヴィンヤード(約2ha)、リード・ヴィンヤード(約2ha)と個別の名前を付け、ロマネ・コンティから持ち帰ったとされるピノ・ノワールを植樹しました。各区画が個性的なワインを生み出すことを目指し、カリフォルニアにおける単一畑ピノ・ノワールの先駆けとなったのです。
ロマネ・コンティの畑の苗を使用していると聞くとどれほど素晴らしいポテンシャルかが分かりますね...!
是非熟成して楽しみたいワインでございます。
新時代の幕開け「ジェンセン・レガシー・キュヴェ」
偉大なカレラの礎を築いたジョシュ・ジェンセン氏でしたが、2022年にご逝去。
それでも、彼の精神と哲学は、今もカレラのすべてのチームメンバーの中に生き続けています。カレラの醸造チームを中心に、彼を知るすべてのスタッフが集い、ジョシュ氏の想いを今一度心に刻みながら新たなキュヴェを製造。
彼が生涯を通じて追い求めた「完璧なワインづくり」の精神を体現したキュヴェとして、遺志を継ぐ「ジェンセン・レガシー・キュヴェ」と名付けられました。カレラのスタッフ一人ひとりがジョシュ氏の想いを胸に、彼のレガシーを守り、次世代へと伝えていく。それが、この「ジェンセン・レガシー・キュヴェ」に込められたカレラの想いです。
そしてこちらのキュヴェはなんと日本限定!親日家であった故ジョシュ・ジェンセン氏の想いをのせ、和食とも合うようなエレガントに仕立て上げているのがこちらのキュヴェです。
スタンダード・キュヴェと飲み比べてみました!
百聞は一飲みに如かず!ということで実際に飲み比べてみました。
今回飲み比べたのは①セントラル・コースト・ピノ・ノワールと②ジェンセン・レガシー・キュヴェ・ピノ・ノワール。
①セントラル・コースト・ピノ・ノワール はカレラのラインナップの中でもスタンダードなキュヴェで、最良と考える複数の畑のブドウから造られるワインです。
①セントラル・コースト・ピノ・ノワール の感想
まず感じたのはボリューム感のある果実の香りです。甘いベリーの香りやスミレの香り。樽由来のヴァニラやシナモンが仄かに香ります。色調は濃いめのルビー。アルコール分はやや高いように感じ、カリフォルニアらしいしっかりとした質感があります。
口に含むと非常にジューシー。糖度の高い果実を丸かじりしているかのようなフレッシュでジューシーなニュアンスが漂います。タンニン(渋み)はピノ・ノワールにしてはやや強い印象。しかしそれでいてエレガントで華やか。ピノ・ノワールとして高い位置で完成されていると感じます。
②ジェンセン・レガシー・キュヴェ・ピノ・ノワール の感想
こちらも果実の香りが立ち上りますが、ストロベリーやブルーベリーのようなフレッシュで少し酸を伴うフルーツの香りがします。そこにスミレのニュアンスが重なり、非常にエレガント。香りから冷涼さがうかがえます。
口に含むと驚きました。これほど美しくまとまったピノ・ノワールはなかなかありません。いい意味でカリフォルニアらしくなく、ブルゴーニュのシャンボール・ミュジニーを思い出すような質感をおぼえました。タンニンも優しくエレガント。滑らかに舌を滑ります。余韻には程よい酸と果実味が続き、魅惑的です。
・比べて分かった感想
2つのキュヴェには明確な消費シーンの違いがあると感じました。カリフォルニアらしい、果実の甘やかさを感じられるようなワインでお肉料理に合わせるなら①のセントラル・コースト・ピノ・ノワール を、ブルゴーニュスタイルの冷涼なニュアンスが漂うワインで、和食や軽めのお肉に合わせるなら②のジェンセン・レガシー・キュヴェ・ピノ・ノワールが合うような気がします。皆様も是非飲み比べて違いを感じてみてください♪
カレラのおすすめワインをご紹介!
ここからは、そんなカレラの中でも近藤イチオシの3選をご紹介させていただきます♪
まずはこちら!先述のワインでございます。
カレラのラインナップの中でもスタンダードなキュヴェで、最良と考える複数の畑のブドウから造られます。魅惑的なアロマ、生き生きとしたフルーツのニュアンスが感じられ、親しみやすくも彼らのエレガントなスタイルを味わえる洗練された味わいが魅力です。
こちらも先述のワインでございます。
創業者の故ジョシュ・ジェンセン氏が追い求めた「完璧なワインづくり」への遺志を受け継ぎ新たに造られた、日本限定商品です。
マウント・ハーランの自社畑を含めた複数の畑のブドウをブレンドしています。タンニンはきめ細かく、ほのかな土っぽさやスパイスのニュアンスの混じる繊細なスタイル。カレラの真髄を感じられる、緻密で優美な味わいに仕上がっています。
まさにカレラを代表する1本。
ジェンセン・ヴィンヤードは、最初にブドウを植樹した3つの区画のうちのひとつです。
ジョシュ氏の父の名前が由来となっており、カレラの原点ともいえる畑。造られるワインは、一言で表すと「バランスに優れ、長期熟成のポテンシャルを備えた」スタイルです。ヴォーヌ・ロマネやシャンボール・ミュジニーを思わせる、非の打ち所のないバランスの取れた、リッチでまろやかな味わいで、熟成に値するワイン です。
このピノ・ノワールを初めて飲んだ時、本当に衝撃でした。緻密でふくよか、ダイナミックなのにエレガント。相反するはずの個性を持っているのがこちらのワインです。是非一度、皆様自身の舌でご体験いただきたいと思うワインでございます。
いかがでしたでしょうか。
カレラの事をもっと好きなっていただけたのではないでしょうか。
ちなみに今回はカレラのピノ・ノワールをご紹介して参りましたが、実はカレラはシャルドネなどの白ワインも造っております。
白ワインも非常に美味しいので是非この夏の暑い時期にご賞味くださいませ!
今回で全5章あった生産者紹介ブログもラストとなりました。
これまでご愛読頂き誠にありがとうございました。
まだ1~4回のブログを読んでいないという方は是非お読みいただけますと幸いです。
今後もエノテカ グランフロント大阪店では様々なコンテンツのブログを発信して参ります。
ご愛読の程、どうぞよろしくお願いいたします。
筆者:近藤
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