ワイン評論家も注目する、メネトゥー・サロンの代表格

フィリップ・ジルベールはロワール地方のメネトゥー・サロン村に位置する家族経営ドメーヌ。1768年に初代フランソワ・ジルベール氏が義父のブドウ畑を継いだことから、ドメーヌとしての歴史が始まりました。現当主であるフィリップ・ジルベール氏は伝統を大切にしながら、豊かで調和の取れたワインを生み出しています。 メネトゥー・サロンはサンセールの西側に広がる原産地呼称で、彼らが所有する30haほどの畑はシャブリ、シャンパーニュへと続くキンメリジャン盆地の上に位置。粘土と石灰岩が混ざった土壌によって、生み出されるワインには塩味を思わせるような豊かなミネラル感がもたらされます。 2007年から有機農法とビオディナミ農法を採用し、環境に優しいワイン造りを実現。ソーヴィニヨン・ブランとピノ・ノワールを通して、メネトゥー・サロン独自のアイデンティティをワインへと昇華しています。 その実力はプロからも認められており、ワイン・アドヴォケイトでは2019年ヴィンテージが「彼らは上質なサンセールの白ワインだけでなく、最高級のサンセール・ルージュに匹敵するピノ・ノワールを生み出す素晴らしい生産者である」と絶賛。『ラ・レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス』においても、この地を代表するトップドメーヌとして評価されています。