クロ・ド・タール CLOS DE TART
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フランス ブルゴーニュ
9世紀に渡り受け継がれてきた、圧倒的な存在感を放つモノポール
モレ・サン・ドニに位置する偉大なグラン・クリュ、クロ・ド・タール。約900年にも及ぶ歴史のなかで、広大な畑にも関わらず一切の分割なく受け継がれてきたモノポール(単独所有畑)です。恵まれた日照条件、そして一貫した土壌と品質管理により素晴らしいワインを生み出し続け、グラン・クリュの中でも存在感を放っています。
最新ヴィンテージ3銘柄が到着!稀少なバックヴィンテージも入荷
この度クロ・ド・タールの最新2022年ヴィンテージが数量限定で入荷いたしました。暑い気候の中で造られた2022年は豊かさとフレッシュさが共存する仕上がりで、ジェームス・サックリングでは98点を獲得し、「グラスの中で美しく変化する濃厚なワイン」とコメントされています。 一級畑ラ・フォルジュ・ド・タールや村名モレ・サン・ドニは最新2023年が到着。また希少なバックヴィンテージである2017年のクロ・ド・タールが1本のみ再入荷しております。年に一度の入荷を迎えたこの機会に、ぜひお買い求めください。 ※モレ・サン・ドニのみお一人様1本までの制限を設けさせて頂きます。予めご了承ください。
目次
今回入荷した3つのヴィンテージの特徴
2022年:暑く乾燥した気候と豊かな果実味が特徴
クロ・ド・タール グラン・クリュの最新ヴィンテージである2022年は、暑さと干ばつに特徴づけられた一年。7月から8月にかけてはわずか34mmしか雨が降らず、シーズン全体を通して干ばつが続きましたが、病害等はなく非常に健全なブドウが結実。収穫は2021年よりほぼ1カ月早い8月26~31日に行われました。
ワインには果実の豊かさが全面に表れており、シルキーなタンニンとフレッシュさが味わいを支えています。ジェームス・サックリングでは「グラスの中で美しく変化する濃厚なワイン」、デキャンタでは「口の中で広がる果実の魅力的な甘みが、さらにこのワインを一層魅力的なものにしている」とコメントされる仕上がりです。
2023年:良好な条件が揃い、評価誌の注目度も高い年
前年に続き年始から水不足が懸念されましたが、3月に平年をわずかに上回る雨量を記録。芽吹きは4月12日と前年より約1週間早く、良好な条件のもと早生の区画では5月30日に開花しました。7月は暑く雨の多い中、ブドウは順調に生育。時折暑さを感じるほどの好天のもと、収穫は9月2~8日に実施されました。
ラ・フォルジュ・ド・タール プルミエ・クリュは通常100%除梗で造られますが、2023年は全房率25%で造られています。また例年使用する区画のブドウに加えて、基本的にグラン・クリュに使用されるバロンジュ1の区画のブドウも贅沢に使用。ジェームス・サックリングが非常に高い評価を与えたヴィンテージです。
2017年:「素晴らしい出来栄え」と称賛される優良ヴィンテージ
2017年のブルゴーニュはどの生産者に聞いても素晴らしいヴィンテージと言うほどブドウの出来が良く、開花が始まった6月の気候条件は完璧で、ブドウは順調に結実。凝縮した果実味を備え、糖度、酸度、タンニンにおいても申し分のないブドウが収穫されました。また前醸造責任者のジャック・ディヴォージュ氏が手掛けたヴィンテージです。
クロ・ド・タール グラン・クリュはワイン・アドヴォケイトにて「クロ・ド・タールとしては素晴らしい出来栄え」と絶賛され、またヴィノスでも「非常に繊細で明確なブーケ」「ベンチマークとなる2016年に続く素晴らしいワイン」とコメントされています。
1141年から一切の分割なく受け継がれてきた、貴重なモノポール
モレ・サン・ドニの南側、シャンボール・ミュジニー寄りに位置する偉大なグラン・クリュ、クロ・ド・タール。約900年にも及ぶ歴史の中で、これまでこの畑を所有したのはたった4生産者しかいない貴重な畑です。シトー修道会から派生したタール修道院が1141年より単独所有を開始し、「クロ・ド・タール」=「タール修道院の畑」という名の由来にもなりました。
その後畑はフランス革命によりタール修道院から没収され、1791年からマレイ・モンジュ家、1932年からモメサン家が86年もの間単独所有し、2018年からはシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏一族がオーナーに就任しています。
かの有名な「ロマネ・コンティ」や「ラ・ターシュ」ですら分割された歴史があるのに対し、7.53haの広さを誇るクロ・ド・タールは一度も分割されたことはなく、一貫して土壌と品質の管理が行われ続けています。この徹底された管理のもと、グラン・クリュの中でも抜きん出た存在として、確固たる地位を築いているのです。
現在、栽培醸造責任者を務めるのは、ローヌ北部コンドリューのシャトー・グリエを率いたアレッサンドロ・ノリ氏。アレッサンドロ氏は、2007年のシャトー・ラトゥールを手始めに、ヴォーヌ・ロマネのドメーヌ・デュージェニーを経て、2011年から8年間、グリエの技術責任者を務めた経歴の持ち主です。クロ・ド・タールには2019年3月に着任し、ドメーヌの刷新を行っています。
貴重なテロワールが生み出す、独特な複雑味
7.53haの面積を持つクロ・ド・タールの畑は、その周囲を1.2kmものクロ(石で造った塀)に囲まれており、古くからの歴史ある特別な区画ということが一目でわかります。標高270m~300mのなだらかな斜面で、完全に東南東を向いている日当たりの良い畑です。この地に平均樹齢60年、一部は100年を超える古い樹齢のブドウが植えられています。
土壌は主に、粘土を含んだ石灰質。粘土と石灰の割合やそのタイプ、また、ミクロクリマによって細分化され、大きく分けて6つのタイプの区画から構成されています。単一畑であり、一見均一的なテロワールにも見えますが、実際は微妙に異なる土壌が入り組んだとても複雑な構造をしており、この特殊な土壌がワインに複雑味と深みを与えているのです。
飽くなき研究を重ね、近年目覚ましい品質向上を遂げるクロ・ド・タール
クロ・ド・タールの畑では、ブドウが斜面に対し垂直になるように南北に植樹されており、遺伝子の違う株に穂木をして苗を育てるマサル・セレクションを採用。2016年からビオディナミ農法での栽培を続けており、2019年より認証を取得。
ブドウは、細分化された16の区画それぞれに適切なタイミングで収穫。果梗の質や成熟度に応じて除梗の範囲を決め、区画ごとのブドウに合った別々の方法でワインへと仕立てられています。また、2019年ヴィンテージからボルドー大学との共同研究で、土壌や穂木、仕立て方などをふまえて新しい区画マップを作成。各区画の特性をより表現するために、このマップをもとに全房比率の研究が行われています。
発酵・醸造においては、テロワールの多様性や複雑性を表現するべく区画ごとに実施しています。また2019年から新しく設立された醸造施設でワイン造りを行っており、以前使用していた古いステンレスタンクの代わりに、異なるサイズの木製発酵槽を設置。発酵槽は40hlから20hlまで小型のものを揃えています。熟成においては、樽の影響を抑えるために新樽での熟成を2018年は80%、2019年は65%というように比率を下げ、全房発酵の比率を上げて、抽出は穏やかで軽くルモンタージュするなど、より緻密なワイン造りを追求し続けています。
こうした新たな取り組みによって、近年目覚ましい品質向上を遂げているクロ・ド・タール。それを証明するかのように、2016年ヴィンテージをリリースした際には、ワイン・アドヴォケイトにおいて「10年前のクロ・ド・タールよりも、香りはニュアンスに富み、味わいに新鮮さが増している。テロワールの表現が、さらに高いレベルに達している。」と高く評価されています。
品質へのこだわりから飽くなき追求のもと生み出されるクロ・ド・タールのワインは、素晴らしいテロワールから引き出される濃厚な果実味、そしてそれを包み込む繊細なタンニンが魅力。圧倒的な凝縮感、余韻、ストラクチャー、複雑味など、偉大なグラン・クリュとはなんたるものかというべき要素が備わっています。
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