LA FORGE DE TART 1ER CRU
Price:33,000 Yen (36,300 Yen (Tax included)) ~
01
2017 750ml[Full]
33,000 Yen (36,300 Yen (Tax included))
330 Points!
02
2016 750ml[Full]
WA 90
900年にも及ぶ歴史を体現した偉大なワイン、 クロ・ド・タールの若樹のブドウで造られるセカンドワイン的キュヴェ。 しっかりとした骨格の中に感じる可憐さが魅力。 モレ・サン・ドニに位置する、偉大な畑クロ・ド・タール。 約900年にも及ぶ歴史の間、 単独所有が続き これまでのこの畑を所有となったのはたったの3人という稀有な畑です。 シトー修道会から派生した、ベネディクト派のタール修道院が 単独所有を開始し、クロ・ド・タール=タール修道院の畑という名の由来にもなりました。 1932年からは、一世紀以上の歴史を誇る名門、 ボジョレーのトップ生産者であるモメサン家が所有しています。 クロ・ド・タールは、モメサンの経営や理念とは切り離され、 あくまでクロ・ドータールとして独自のワイン造りが行われいます。 ワイン造りの指揮を執るのは、1995年に支配人に着任したシルヴァン・ピティオ氏。 区画の整理やセレクションの見直しなどの様々な改革を行い、 近年、クロ・ド・タールの名声をより一層高めた実力者です。 クロ・ド・タールは、古くから大切の歴史を感じさせるクロ(石で造った塀)に囲まれ、 標高は270m~300m、面積はわずか7.53ha。完全な東南東向きの畑で、土壌は粘土と石灰質。 絶好の立地条件と優れた土壌から引き出される、 濃厚な果実味および繊細なタンニンが特徴で、 凝縮感、余韻、類稀なストラクチャー、複雑さなど、 偉大なグラン・クリュとはかくありなんともいうべき要素が全て備わっています。 石灰岩のタイプによってさらに6つの区画に細分化され、別々に収穫。 平均樹齢60年、一部は100年越えのブドウ樹も存在し、 斜面に対し垂直になるように南北に植樹されており、 再植樹の際には自社で育てた苗木を使用。 現在では主流となっているクローン苗の使用は全く行っていません。 1999年に建てられた最新設備を備えたドメーヌは、すべてステンレス製の醸造設備を採用。 果梗の質や成熟度に応じて、除梗の範囲を決め、温度調整機能付きタンクで発酵。 17世紀から続く石造りのセラーでは、ピエスと呼ばれる228Lのオークの新樽で16カ月半 マロラクティック発酵が行われています。 また、ピティオ氏の指揮の下、多くの新しい試みも行われ、 テロワールごとの電気抵抗率の測定、 高性能の噴霧機を使用したセラー内の湿度管理などを採用。 ピティオ氏のたゆまぬ努力によって、今後、更なる品質の向上が期待できます。 こちらのラ・フォルジュ・ド・タールは、クロ・ド・タールのセカンドワイン的キュヴェ。 クロ・ド・タールの畑の樹齢25年以下の若樹のブドウが使用されおり、 醸造のプロセスはクロ・ド・タールと全く同様に行われ、 一級畑、ラ・フォルジュ・ド・タールの名を冠しリリースされます。 グラン・クリュのスタイルを感じとることができ、 かつ比較的早いうちから堪能できるとして人気なアイテムです。 2011年のブルゴーニュ地方は年始から雨量が少なく乾燥が続き、 かつ春からとても暖かい日が続いたため収穫は 例年より少し早い8月下旬と予想されていました。 しかし、夏に気温が上がらず、短時間雨が降る日々が続きました。 その結果、個々のテロワールが充分に反映された、クラシックな仕上がりに。 長期熟成を経ずとも早い段階で楽しめるヴィンテージです。 明るい透明のルビー色の外観。 クランベリー、ダークチェリーのバラの花びらの魅惑的なアロマに ベルガモットやジャスミンティーなどのヒントが加わり、 時間とともにどんどん香りが広がり出します。 赤系果実の甘みある味わいを、いきいきとした酸が一層引き立て、 クロ・ド・タールと共通するしっかりとした骨格をもちながらも、 全体的にコンパクトに仕上げられています。 ソフトで近づきやすい印象が余韻に残る、エレガントな味わいです。 飲み頃:2013~2016年
※ 画像はイメージの為、実際の商品と若干異なる場合がございます。
ワインアドヴォケイト誌において97点獲得! 待望のグレート・ヴィンテージ2015年、数量限定入荷。
モレ・サン・ドニに位置する偉大なグラン・クリュ、クロ・ド・タール。約900年にも及ぶ歴史において、広大な畑にも関わらず一切の分割や譲渡なく受け継がれてきたモノポール(単独所有畑)です。恵まれた日照条件、そして一貫した土壌と品質管理によりこの上なく素晴らしいワインを生み出し続け、グラン・クリュの中でも圧倒的な存在感を誇っています。 今回はワインアドヴォケイト誌において97点の高得点を獲得したクロ・ド・タールの最新ヴィンテージ2015年が完全数量限定で入荷しました。2015年は世界的に著名な評論家や専門誌がそのクオリティを絶賛するグレート・ヴィンテージ。また、長年に渡り支配人を務めたシルヴァン・ピティオ氏から元ドメーヌ・ド・ラルロのジャック・デヴォージュ氏に引き継がれた年です。見事、高評価を獲得し新たなスタートを切ったブルゴーニュラヴァー垂涎のグラン・クリュ、クロ・ド・タールの魅力を是非ご堪能ください。
全てのヴィニュロンが歓喜に沸いたグレート・ヴィンテージ2015年。 世代交代によって新たなスタートを切ったクロ・ド・タール。
2015年は、偉大なワインを誕生させるに相応しい栽培条件に恵まれた、ブルゴーニュのグレート・ヴィンテージ。春先は涼しい気候が続きましたが夏は一転、猛暑となりました。気温が例年より大きく上回ったのが特徴で、とりわけ夏が暑く、雨が少ないのが心配されました。しかしながら重要な生育期に規則的に雨が降ったことでブドウは適度に水分を補給でき、結果として色合いも濃く、凝縮した果実味と豊かな糖分、綺麗な酸に優れたブドウが結実。結果として凝縮感と豊かさ、ストラクチャーの美しさが共存したワインが造られました。 クロ・ド・タールでは、2015年のような日照の強いヴィンテージは、樹冠管理によって午後の西日を妨げるよう工夫を行いました。栽培から醸造までを手掛けたジャック・デヴォージュ氏曰く、「炎天下が続く中、8月末に雨が降ったおかげでブドウに水分を与えることができた。アロマが豊かでタンニンは滑らか、肉付きが良く、口当たりはオイリーなのが特徴。クロ・ド・タールは凝縮感も大事だが、デリケートさも重要である。」とのこと。2015年はギュッと詰まった果実の凝縮感がありながらも、驚くほど滑らかなスタイル。骨格がしっかりとしていながらも、フレッシュな酸も感じられ溌剌とした印象を与えています。堅牢な造りが特徴のクロ・ド・タールのイメージをまるで覆すかのようなピュアで繊細な造り。新たなスタートを切ったクロ・ド・タールの明るい未来を感じさせる、期待の最新ヴィンテージです。
900年もの長きに渡り、一切の分割・譲渡なく、 脈々と受け継がれてきた稀有なモノポール。
モレ・サン・ドニの南側、シャンボール・ミュジニー寄りに位置する偉大なグラン・クリュ、クロ・ド・タール。1141年から続く約900年にも及ぶ歴史の中で、これまでのこの畑を所有したのはたったの3生産者しかいないという稀有な畑です。シトー修道会から派生したベネディクト派のタール修道院が単独所有を開始し、クロ・ド・タール=タール修道院の畑という名の由来にもなりました。1891年、フランス革命によってタール修道院から没収されることになった畑はマレイ・モンジュ家が所有し、1932年からモメサン家が85年もの間、単独所有していました。そして2017年からはシャトー・ラトゥールのオーナー、フランソワ・ピノー氏一族がオーナーとなっています。 クロ・ド・タールは、7.53haというグラン・クリュとしてはかなり広大とも言える面積の畑にも関わらず、一度も分割・譲渡がされたことがありません。かの有名な「ロマネ・コンティ」や「ラ・ターシュ」ですら過去に分割された歴史があるのに対し、クロ・ド・タールはこの広大な畑を900年の間単独所有されており、一貫して土壌と品質の管理が行われ続けているのが最大の特徴。現在は、フランソワ・ピノー一族の徹底した管理の下、グラン・クリュの中でも特に、抜きんでた存在として確固たる地位を築いています。
区画内で異なる土壌。 特異なテロワールが生み出す、唯一無二の複雑味。
クロ・ド・タールの畑は、その周囲1.2kmをクロ(石で造った塀)に囲まれており、古くからの歴史のある特別な区画だということが一目でわかります。標高270m~300mのなだらかな斜面で、完全に東南東を向いている日当たりの良い畑に、平均樹齢60年、一部は100年を超えるという古い樹齢のブドウが植えられています。 土壌は主に、粘土を含んだ石灰質。粘土と石灰の割合やそのタイプ、また、ミクロクリマによって細分化され、大きく分けて6つのタイプの区画から構成されています。単一畑であり、一見均一的なテロワールにも見えますが、実際は微妙に異なる土壌が入り組んだとても複雑な構造をしており、この特殊な土壌がワインに複雑味と深みを与えているのです。
伝統と最新技術を駆使して行うワイン造り。他の追随を許さないような圧倒的な凝縮感と余韻。
クロ・ド・タールを語る上で外せないのが、1996年に支配人にとして着任したシルヴァン・ピティオ氏(写真:左)の存在。 一時は陰りが見えたクロ・ド・タールでしたが、彼の就任以来、区画の整理やセレクションの見直しなどの様々な改革を行い品質を向上し、クロ・ド・タールの名声をより一層高めることに貢献しました。ピティオ氏は2015年に支配人を引退し、後任としてドメーヌ・ド・ラルロにいたジャック・デヴォージュ氏(写真:右)が後を継いでいます。 クロ・ド・タールのワイン造りは、昔ながらの伝統と最新技術を両方取り入れたスタイル。畑での作業は昔ながらの手仕事で行うのに対し、醸造については全ての工程においてステンレスタンクを使用するなど、独自の理念に基づいて、両方をバランス良く取り入れてワインを造っています。 畑は、ブドウが斜面に対し垂直になるように南北に植樹されており、遺伝子の違う株に穂木をして苗を育てるマサル・セレクションを採用。現在では主流となっているクローン苗の使用は全く行っていません。ブドウの収穫は全て手摘み。収穫は6つの区画それぞれに行われ、区画ごとのブドウに合った別々の方法でワインへと仕立てられています。1999年に建てられた最新設備を備えたドメーヌは、全てステンレス製の醸造設備を採用。手作業で選果し、果梗の質や成熟度に応じて、除梗の範囲を決めています。 こうして丁寧に造られるワインは、絶好の立地条件と優れたテロワールから引き出される濃厚な果実味、そしてそれを包み込む繊細なタンニンが特徴。他の追随を許さないような圧倒的な凝縮感、余韻、類稀なストラクチャー、複雑味など、偉大なグラン・クリュとはなんたるものかというべき要素が全て備わっています。
MOREY SAINT DENIS
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