絶好の立地に畑を構える、知られざる優良シャトー

シャトー・ピエール・プルミエは、サン・テミリオンの名門シャトー・シュヴァル・ブランからわずか1.6km強、フィジャックからも1.6km足らずという絶好の立地に佇む、知られざる逸品を生むシャトーです。ワイナリーは2014年にリニューアルされ、オーナーの尊敬する父ピエール・デュトゥイユ氏にちなんでシャトー・ピエール・プルミエと改名されました。 畑はサン・テミリオン中心部、ポムロルの外縁に約11haを有し、驚くほど深い砂礫質珪質土壌が複雑で奥行きあるワインを育みます。平均樹齢約40年のブドウは、持続可能な農法のもと、化学肥料や農薬を極力控えて栽培。区画ごとの細やかな管理と低収量により、果実の凝縮感を引き出しています。 醸造に関しては、著名な醸造家ミシェル・ロラン氏とジュリアン・ヴィオ氏を招聘しています。発酵はステンレスタンクで丁寧に行い、新樽率30〜50％のフレンチオーク樽で12〜16カ月間熟成。こうして生まれるワインは、クラシックでありながら洗練されたサン・テミリオンのスタイルを体現し、凝縮した果実味とシルキーなタンニン、ミネラル感を伴う長い余韻が魅力です。2020年ヴィンテージはヴィノスにて「しなやかで親しみやすく、それでいて重すぎない味わい。開栓直後から楽しめる」と称賛されています。