力強くも繊細なワインを生み出すマルゴーの小規模生産者

シャトー・ラ・ベッサンはマルゴーに位置するシャトー。1993年からはマルタ・カズヌーヴ氏が引継ぎ、高品質なワインを生み出しています。彼は、オー・メドック地区のリュドン村に位置するシャトー・パルメイも所有。様々な改革を実施し、シャトー・パルメイをクリュ・ブルジョワ・シュペリュールに昇格させた実力者でもあります。 シャトー・ラ・ベッサンの畑の45%はプティ・ヴェルドが占めており、これはマルゴーでは大変珍しい光景です。そのプティ・ヴェルドが本来のボディや色味、リッチさを最大限に発揮できるように注意してワイン造りを行っているのがこのシャトーの特徴。2021年にはオーガニック認証を取得しており、環境と生物多様性を尊重しています。 こうして造られるワインは、豪華さと力強さが巧みに組み合わさった繊細なスタイル。テロワールと品種の特長が表現された、風味豊かなワインを生み出しています。