ニコル・ラマルシュ(フランソワ・ラマルシュ)
NICOLE LAMARCHE(FRANCOIS LAMARCHE)

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ニコル・ラマルシュ(フランソワ・ラマルシュ)/ NICOLE LAMARCHE(FRANCOIS LAMARCHE)

特級畑ラ・グランド・リュを単独所有する老舗ドメーヌ


ニコル・ラマルシュはヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を構え、1740年から5代続く伝統あるドメーヌ。1992年に特級畑に昇格を果たしたラ・グランド・リュを単独保有しています。現在は、前当主のフランソワ・ラマルシュ氏の娘ニコル・ラマルシュ氏が栽培から醸造までの指揮を取っており、ワイナリー名においても、2018年より「ニコル・ラマルシュ」に改称。より高品質のワインが生み出されています。

初入荷キュヴェ含む、最新2023年ヴィンテージ8銘柄が初入荷!


この度、初入荷を含む最新ヴィンテージが数量限定で入荷いたしました。ラインナップは、単独所有の特級畑ラ・グランド・リュを筆頭に、初入荷の白ワイン、リュリー プルミエ・クリュ マリスーなど全8銘柄。赤・白ともに、果実味豊かで親しみやすいヴィンテージに仕上がっており、有名評価誌デキャンターでも「2023年は2017年の飲みやすさと2022年の凝縮感を兼ね備えている 」と評されている、注目すべきヴィンテージです。完全数量限定につき、ぜひこの機会をお見逃しなく!

目次

素晴らしい果実味と豊かなテクスチャーを備えた、2023年ヴィンテージ

ブルゴーニュの2023年は収量に恵まれ、素晴らしい果実味と豊かなテクスチャーを備えた魅力的なヴィンテージとなりました。春は曇りと雨が続き、芽吹きは遅れたものの、5月には気温が上昇し、開花は順調に進行。夏は一時的に涼しく雨期が続きましたが、8月後半の猛暑によって果実は急速に成熟しました。収穫期の見極めが重要となりましたが、多くの生産者が健全なブドウを収穫。アルコール度数が高めの傾向はあるものの、選果によって品質を確保しました。


赤・白ともに、果実味豊かで親しみやすいヴィンテージに仕上がっており、有名評価誌デキャンターでも「2023年は2017年の飲みやすさと2022年の凝縮感を兼ね備えている 」と評されている、注目すべきヴィンテージです。

ブドウの実の画像

特級畑ラ・グランド・リュの軌跡

ニコル・ラマルシュは、特級畑「ラ・グランド・リュ」を所有する唯一の生産者です。ラ・グランド・リュは、絶好のロケーションに存在しており、あのドメーヌ・ド・ラマネ・コンティ社が所有する単独畑のロマネ・コンティとラ・ターシュの間に位置。非常に立地の良い畑にもかかわらず、1930年代のAOC法制定時には、一級畑として格付けを受けてしまいます。転機が訪れたのは、1983年に前当主のフランソワ・ラマルシュ氏が父のアンリ氏からドメーヌを引き継いでからのことです。


フランソワ氏は、ラ・グランド・リュを特級畑に昇格させるべく、INAO(国立原産地名称研究所)に働きかけます。土壌の分析やその他の特級畑との比較試飲などを経て1989年に承認を得ることに成功。そして、1992年よりラ・グランド・リュは正式に特級畑になり、念願であった昇格を果たすことができました。


この特級畑への昇格は、AOC法制定以降、ドメーヌ・デ・ランブレイのクロ・ド・ランブレイとフランソワ・ラマルシュのラ・グランド・リュの2つの畑のみ。フランソワ氏のワイン造りに対する並々ならぬ努力が、勝ち取った昇格といえるでしょう。

娘へと引き継がれる、次世代のワイン造り

現当主のニコル・ラマルシュ氏は、2006年から醸造に携わりドメーヌのワインの品質向上に大きく貢献した人物。2010年にはビオディナミの影響を受けた有機農法とブドウの仕立ての変更に取り組み始めました。有機農法に取り組み始めたのは認証にこだわってのことではなく品質向上を意図してのもので、これによってブドウの品質が大きく向上しました。

ニコル・ラマルシュ氏
ニコル・ラマルシュ氏

二コル氏が公式に当主となったのは、父フランソワ氏が亡くなった2013年。当初はいとこであるナタリー氏とドメーヌを管理していましたが、2022年からは二コル氏のみで経営しています。また、2017年までは先代の当主である父の名を冠した「フランソワ・ラマルシュ」の生産者名でリリースしておりましたが、2018年より「ニコル・ラマルシュ」に改称。よりニコル氏のエッセンスが色濃く反映されるようになりました。

ニコル氏のエッセンスが詰まった、テロワールの個性を引き出した赤ワイン

ニコル氏のワイン造りの工程は、ブドウをすべて手摘みで選別しながら収穫し、即座にワイナリーに運搬。収穫されたブドウは、選果テーブルで機械によって一度目の選果を行い、更にニコル氏の鍛え抜かれた目と熟練の技で2回目の選果を行います。除梗はヴィンテージに応じて決定し、破砕は行わず、温度管理されたステンレスもしくは木製の開放槽を使用。以前よりも低温浸漬の期間を長くし、ルモンタージュ(液循環)を行いながら、果皮と共に発酵することでより複雑な風味を引き出しています。

赤ワインが入ったグラスの画像

低温浸漬とアルコール発酵の後、フレンチオークで熟成。新樽はヴィンテージとアペラシオンの特徴により、20~50%の割合で使用しています。そして清澄、ろ過は一切施さずに、14~20ヵ月間樽熟成後に瓶詰めします。醸造において、「常にこうする」という決まり事はなく、ニコル氏のセンスと判断によって全ての作業がキュヴェごとに調整されます。


こうして造られるワインは、キュヴェごとの個性を楽しむことができる一方、共通するピノ・ノワールらしい豊かで純粋な果実味も魅力。比較的早くから飲み頃を迎えますが、長期熟成も期待できるポテンシャルを秘めています。

新着生産者が続々入荷中!

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