ニコル・ラマルシュ(フランソワ・ラマルシュ)
NICOLE LAMARCHE(FRANCOIS LAMARCHE)

お気に入り追加

フランス

フランス ブルゴーニュ

フランス

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ヴォーヌ・ロマネ

ニコル・ラマルシュ(フランソワ・ラマルシュ)/ NICOLE LAMARCHE(FRANCOIS LAMARCHE)

特級畑ラ・グランド・リュを単独所有する老舗ドメーヌ


ニコル・ラマルシュはヴォーヌ・ロマネ村に本拠地を構え、1740年から5代続く伝統あるドメーヌ。1992年に特級畑に昇格を果たしたラ・グランド・リュを単独保有しています。現在は、前当主のフランソワ・ラマルシュ氏の娘ニコル・ラマルシュ氏が栽培から醸造までの指揮を取っており、ワイナリー名においても、2018年より「ニコル・ラマルシュ」に改称。より高品質のワインが生み出されています。

特級畑ラ・グランド・リュを含む、最新2022年ヴィンテージ全11銘柄が初入荷!


この度、ニコル・ラマルシュの最新2022年ヴィンテージが初入荷。彼らが単独所有する、偉大な特級畑ラ・グランド・リュからコート・ド・ニュイ・ヴィラージュまで幅広い銘柄が勢ぞろいしています。ブルゴーニュの2022年は豊富な果実味が備わった、良質な味わいが期待できる出来栄え。ニコル・ラマルシュにおいても、ワイン評価誌で高得点を獲得しています。全銘柄完全数量限定につき、この初入荷の機会をお見逃しなく!

目次

豊かな果実味を備えた素晴らしいヴィンテージ、最新2022年

ブルゴーニュの2022年ヴィンテージは、華やかなアロマと凝縮感のある果実味を備え、良質な味わいが期待できる年となりました。春は霜に見舞われましたが被害は軽く、その後すぐに気温が上がったため、ブドウ樹は急速に成長。夏は猛暑となりましたが、乾燥した気候と適度な降雨があったことにより、果実は順調に成熟しました。この3年間、天候不順によって質が高くも収量が左右されていましたが、多くの生産者が健全なブドウを収穫。赤ワイン、白ワインどちらにおいても、量、質ともに安定した素晴らしいヴィンテージであることが期待されています。

ニコル・ラマルシュにおいては、ラ・グランド・リュ2022年がワイン評価誌デキャンタで96点という高得点を獲得。「現当主が『非常に神秘的』と表現する、風味豊かで野性味のある味わいがアクセントになっている。」と評される素晴らしい仕上がりとなりました。

特級畑ラ・グランド・リュの軌跡

ニコル・ラマルシュは、特級畑「ラ・グランド・リュ」を所有する唯一の生産者です。ラ・グランド・リュは、絶好のロケーションに存在しており、あのドメーヌ・ド・ラマネ・コンティ社が所有する単独畑のロマネ・コンティとラ・ターシュの間に位置。非常に立地の良い畑にもかかわらず、1930年代のAOC法制定時には、一級畑として格付けを受けてしまいます。転機が訪れたのは、1983年に前当主のフランソワ・ラマルシュ氏が父のアンリ氏からドメーヌを引き継いでからのことです。


フランソワ氏は、ラ・グランド・リュを特級畑に昇格させるべく、INAO(国立原産地名称研究所)に働きかけます。土壌の分析やその他の特級畑との比較試飲などを経て1989年に承認を得ることに成功。そして、1992年よりラ・グランド・リュは正式に特級畑になり、念願であった昇格を果たすことができました。この特級畑への昇格は、AOC法制定以降、ドメーヌ・デ・ランブレイのクロ・ド・ランブレイとフランソワ・ラマルシュのラ・グランド・リュの2つの畑のみ。フランソワ氏のワイン造りに対する並々ならぬ努力が、勝ち取った昇格といえるでしょう。

娘へと引き継がれる、次世代のワイン造り

現当主のニコル・ラマルシュ氏は、2006年から醸造に携わりドメーヌのワインの品質向上に大きく貢献した人物。2010年にはビオディナミの影響を受けた有機農法とブドウの仕立ての変更に取り組み始めました。有機農法に取り組み始めたのは認証にこだわってのことではなく品質向上を意図してのもので、これによってブドウの品質が大きく向上しました。

二コラ氏が公式に当主となったのは、父フランソワ氏が亡くなった2013年。当初はいとこであるナタリー氏とドメーヌを管理していましたが、2022年からは二コラ氏のみで経営しています。また、2017年までは先代の当主である父の名を冠した「フランソワ・ラマルシュ」の生産者名でリリースしておりましたが、2018年より「ニコル・ラマルシュ」に改称。よりニコル氏のエッセンスが色濃く反映されるようになりました。

ニコル氏のエッセンスが詰まった、テロワールの個性を引き出した赤ワイン

ニコル氏のワイン造りの工程は、ブドウをすべて手摘みで選別しながら収穫し、即座にワイナリーに運搬。収穫されたブドウは、選果テーブルで機械によって一度目の選果を行い、更にニコル氏の鍛え抜かれた目と熟練の技で2回目の選果を行います。除梗はヴィンテージに応じて決定し、破砕は行わず、温度管理されたステンレスもしくは木製の開放槽を使用。以前よりも低温浸漬の期間を長くし、ルモンタージュ(液循環)を行いながら、果皮と共に発酵することでより複雑な風味を引き出しています。


低温浸漬とアルコール発酵の後、フレンチオークで熟成。新樽はヴィンテージとアペラシオンの特徴により、20~50%の割合で使用しています。そして清澄、ろ過は一切施さずに、14~20ヵ月間樽熟成後に瓶詰めします。醸造において、「常にこうする」という決まり事はなく、ニコル氏のセンスと判断によって全ての作業がキュヴェごとに調整されます。

こうして造られるワインは、キュヴェごとの個性を楽しむことができる一方、共通するピノ・ノワールらしい豊かで純粋な果実味も魅力。比較的早くから飲み頃を迎えますが、長期熟成も期待できるポテンシャルを秘めています。

今回入荷したおすすめの7銘柄

ドメーヌを代表するモノポール。力強い骨格と気品を併せ持つ特級畑。


2022

220,000

(税抜価格200,000円)

  • D 96
  • V 92-94
商品詳細を見る

果実の旨味が詰まった濃密な味わいが魅力の村名ワイン。


2022

20,900

(税抜価格19,000円)

商品詳細を見る

ピノ・ノワールの魅力を追求した、繊細で軽快な果実味が特徴。


2022

17,600

(税抜価格16,000円)

商品詳細を見る

華やかでフローラルな香りが際立つ、まろやかで上品なスタイル。


2022

14,300

(税抜価格13,000円)

商品詳細を見る

好立地の区画で造られる、凝縮感溢れる果実味を備えた壮大な仕上がり。


2022

48,400

(税抜価格44,000円)

  • D 95
  • V 91-93
商品詳細を見る

個性の違う2つの区画から造られる、絶妙なバランスと複雑味が魅力。


2022

48,400

(税抜価格44,000円)

  • D 96
  • V 90-92
商品詳細を見る

特級畑に隣接した、華やかな香りと芳醇な果実味を生み出す一級畑。


2022

37,400

(税抜価格34,000円)

  • D 93
  • V 91-93
商品詳細を見る

新着生産者が続々入荷中!

ニコル・ラマルシュの全ラインナップ

この記事をシェア

商品一覧

17 件

おすすめ順

公式SNS・APP

最新情報やワインの読み物を 毎週お届けします

line お友達登録

お買い物に便利! アプリ限定クーポンも随時配信

公式アプリ

ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。

ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。

エノテカ株式会社はアサヒグループです。