JACQUES FREDERIC MUGNIER
入荷量僅少につき、即完売必至!
最新2013年ヴィンテージ限定入荷。
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繊細で華やかなシャンボール・ミュジニーらしさを引き出す名手として知られる、ジャック・フレデリック・ミュニエ。ミュニエの評価はこの10年で急上昇しており、今やその実力はコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエやジョルジュ・ルーミエの2大ドメーヌと肩を並べると言われる程。その証拠に、フランスで最も権威あるワインガイド誌、「ル・ギィド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス」2014年版においては最高評価の3ツ星を獲得するなど、年々入手困難を極める造り手となっています。
また、今回入荷した2013年ヴィンテージより、トップ・キュヴェのミュジニー・グラン・クリュについては、「飲み頃を迎えているものを飲んでもらいたい」との理由から、最低2~10年はリリースしないことを発表。今後は更に入手困難になることが予想されています。
今回は、彼らのモノポール(単独所有畑)、クロ・ド・ラ・マレシャル、クロ・ド・ラ・マレシャル・ブラン、そしてシャンボール・ミュジニーの3銘柄の最新2013年がごく僅かに入荷しました。今年はエノテカ・オンラインでも例年より更に入荷数が少なく、早期完売必至です。気になる銘柄は、是非お早めのチェックをお勧めいたします。
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異色の経歴を持つ5代目当主、フレデリック・ミュニエ氏。
独自のポリシーから生まれるエレガントなスタイル。
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ジャック・フレデリック・ミュニエのドメーヌは1863年設立。現在5代目のフレデリック・ミュニエ氏が責任者となってから、金銭的な理由から長年貸し出されていたモノポール、クロ・ド・ラ・マレシャルの畑を2003年に買い戻したことにより、飛躍的に成長を遂げることとなります。
フレデリック・ミュニエ氏を語る上で外せないのが、その異色の経歴です。パリで生まれ育ち、石油関連の建築を手掛けるエンジニアとして活躍。また定期路線のパイロットも務めていました。それまでワイン造りの経験と言えば、収穫に参加したことがある程度だったのです。そんな彼が「人生の中でまったく違う仕事を」とドメーヌを継いだのは1985年のことでした。
ワイン造りへのポリシーは"自然に任せ、人間の介入をできる限り避けること"。 「ワインは自然のものであり、造りあげるものではない。ワインメーカーとヴィニュロンは同義ではなく、ヴィニュロンとは何よりも畑での仕事を大事にする人のことである。醸造も行うが、その仕事は全体の中でほんのわずかな割合しか占めていない。」と語り、自らもヴィニュロンであることを心掛けるフレデリック・ミュニエ氏。太陽の日当たりやブドウの実と皮の間の味で収穫時期を決めるなど、ヴィニュロンとして今まさに『匠』の域に達しており、自分の個性よりも、ありのままの畑の特性をそのままワインにする姿勢は、ワイン愛好家の中では畑ごとのテロワールを理解する指標としても愛されています。
彼のワインの特徴は、なんと言ってもそのエレガントなスタイル。デリケートなシャンボール・ミュジニーのテロワールを純粋に表現するため、化学肥料、除草剤、殺虫剤の使用を段階的にやめ、代わりに食虫グモを畑に放すなど、こまめな手入れと地道な努力をが行われています。 そして、その洗練された緻密な構成と気品に満ちた芸術的とも言われるジャック・フレデリック・ミュニエのワインは、ブルゴーニュ・ファンが密かに探し求めるワインのひとつになっています。 |
美しい酸が際立つ洗練された出来栄え。
真のブルゴーニュ愛好家のための優良ヴィンテージ2013年。
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2013年のブルゴーニュは、開花期から成長期にかけての天候不順の影響を受けましたが、9月には天候が回復。白ワイン用ブドウは主に9月下旬、赤ワイン用に至っては10月初旬に収穫するという、1980年以来だと言われるほど収穫時期を遅らせたことで、最終的には果皮や種のタンニンが十分に熟した良質な状態でのブドウの収穫が可能になりました。例年に比べて収穫量は少ないものの、造り手の努力が実を結んだヴィンテージ。著名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏曰く、「私がこれまでテイスティングした多くの2013年ブルゴーニュは全体的にテロワールの表現が豊かであり、真のブルゴーニュ愛好家のためのワインと言える。」とのこと。まさに、ブルゴーニュファンには見逃せないヴィンテージなのです。ミュニエにおいても、どの銘柄もワイン評価誌にて軒並み高得点を獲得しており、そのクオリティの高さを証明しています。
ミュニエのワインの魅力はなんと言ってもピュアでエレガントな味わい。近年、新樽の使用を抑えており、グラン・クリュのミュジニーでさえ新樽比率はおよそ15%まで減らしています。将来的には全てのワインに新樽を使用しなくても、高い水準のワイン造りは可能だと語っており、新樽の使用に関してはピュアさを失わないように細心の注意が払われています。
2013年ヴィンテージは、ここ数年の豊満なスタイルとは異なり程よい肉付きの引き締まった印象。フレデリック・ミュニエ氏曰く、「豊富な酸と個性がよく表れたヴィンテージ」と語っているように、しっかりとした酸を蓄えた長期熟成のポテンシャルを感じる仕上がりとなっています。これぞトップ・ドメーヌの実力と改めて感心させられる、圧巻の出来栄えを是非ご堪能ください。
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このシャルドネは樹齢25年のピノ・ノワールに節木されています。-->