シャトー・ランシュ・バージュ
CH.LYNCH BAGES

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シャトー・ランシュ・バージュ / CH.LYNCH BAGES ワインボトル

時とともにエレガンスを増す、ポイヤックを代表するスーパーセカンド


メドック格付け第五級に位置し、複雑味溢れるアロマと素晴らしい凝縮感、そして長期熟成のポテンシャルを備えた高いクオリティで知られるシャトー・ランシュ・バージュ。ジロンド川左岸、格付け第一級シャトーであるシャトー・ムートン・ロスチャイルドとシャトー・ラトゥールの間に位置し、格付け以上の評価を獲得している、ポイヤックを代表するシャトーです。

目次

長い歴史を守り、飽くなき挑戦を続けるシャトー

メドック格付け第五級に位置し、複雑味溢れるアロマと素晴らしい凝縮感、そして長期熟成のポテンシャルを備えた高いクオリティで知られるシャトー・ランシュ・バージュ。シャトーの歴史は古く17世紀にまで遡ります。ワイン造りの歴史が始まったのは18世紀。アイルランドからの移民の息子であったトーマス・リンチ氏が、1750年に結婚によりオーナーとなり、“クリュ・ド・ランシュ”の名で高品質なワインを手掛け始めました。  


また1930年代には、サン・テステフのシャトー・オルム・ド・ペズでワイン造りを行い醸造家として既に名を馳せていたジャン・シャルル・カーズ氏に、シャトー・ランシュ・バージュの畑が貸し出されました。その後、世界恐慌の影響を受け、1934年に、ジャン・シャルル・カーズ氏はシャトー・ランシュ・バージュを購入。そうしてシャトー・オルム・ド・ペズと2つのシャトーのオーナーとなりました。


代々のカーズ家の功績により、ランシュ・バージュの品質は着実に向上。特に1973年よりビジネスに加わったジャン・ミッシェル・カーズ氏は、15年かけて、現代的な醸造庫・新技術の導入やセラーの建設など様々な改善に取り組み、質の高いワインを生み出しました。  


また、海外へのプロモーションに奔走し先駆けてワインツーリズムに取り組むなど、メドックで造られるワインのアンバサダーとして、シャトーだけではなく地域全体にも貢献。1985年には、1975ヴィンテージのハーフボトルが初めてスペースシャトルに持ち込まれるなど、大きな話題を生みました。その功績が認められ、2011年にはマスター・オブ・ワイン協会からライフタイム・アチーヴメント賞を贈られています。

オーナー ジャン・シャルル・カーズ氏

現在、シャトーのオーナーを務めるのは、ジャン・ミッシェル氏の息子であるジャン・シャルル・カーズ氏。オーナーに就任後は、醸造施設の刷新をはじめ、衛星による畑の画像解析を用いた小区画化など、様々なイノベーションを積極的に起こしています。  

テクノロジーと手作業の力が引き出す、好立地のポテンシャル

シャトー・ランシュ・バージュの安定した高品質を支える基盤のひとつとして挙げられるのが、畑の持つポテンシャルの高さです。北へ進むと格付け第一級シャトーであるシャトー・ムートン・ロスチャイルド、南へ進むとシャトー・ラトゥールといった、名門シャトーが位置するジロンド川左岸の抜群のロケーションを誇っており、約100haの所有畑はシャトーの周囲に広がる通称"バージュの丘"と呼ばれる場所に位置します。

ガロンヌ川に浸食されたピレネー山脈からの砂利を中心に構成された土壌は水捌けが良く、さらに砂利が日中に吸収した熱を夜間に発散し、果実の成熟を促進させます。こうした好条件を備えていることから、出来の良いカベルネ・ソーヴィニヨンが収穫される銘醸地です。


2006年以降、衛星技術の活用と土壌の質の調査により、ブドウ区画の正確なマッピングと品種の植え替えを実施。畑の区画をより細分化し、35人のチームにて厳密に管理しています。シャトーは最新技術を駆使する一方、テクノロジーに頼りきるのではなく、収穫は全て手摘みで行うなど人の力も重視。テクノロジーと手作業の融合により各区画の「個性」を引き出すことを目指しています。

常に高評価を獲得する、力強く品格のある味わい

ファーストラベルであるシャトー・ランシュ・バージュの醸造についても、ブドウ栽培同様に先進的な取り組みが行われており、高性能な醸造関連機器が次々に導入されました。また手摘みで収穫されたブドウは選果後、区画ごとに35基の異なる発酵槽にて醸造されています。

約3週間のマセラシオン(醸し)の後、自然の重力を利用して丁寧に果汁を抽出。マロラクティック発酵は、木樽とステンレスタンクを組み合わせて行われています。その後、ヴィンテージに応じて新樽比率70%前後の木樽で18カ月程熟成され、清澄、澱引き作業を経てワインが完成します。

世界で最も著名なワイン評論家の1人、ヒュー・ジョンソン氏は、「ランシュ・バージュは常に人気の高いシャトーで、今では花形のひとつに数えられる。芳醇で濃密、第五級の品質をはるかに凌ぐ。」と絶賛し、5つ星中4つ星を付けています。

シャトー・ランシュ・バージュが手掛ける全3銘柄はこちら

時とともに増すエレガンスが魅力。安定した品質と人気を誇る、ポイヤックのスーパーセカンド。


NEW

シャトー・ランシュ・バージュ

シャトー・ランシュ・バージュ
4.3 (19件)

ファーストラベルはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いことにより、タンニンが豊富で凝縮感があり厚みがある力強い味わいが特徴。また、芳醇でスパイシーな香りは「富裕層未満のシャトー・ムートン・ロスチャイルド」と評されています。テロワールに裏打ちされ、熟成によって真価を発揮する逸品を是非お楽しみください。

41,800

(税抜価格38,000円)

生産量はランシュ・バージュの30%前後という稀少な1本。若樹のブドウを使用した、チャーミングな味わいのセカンドラベル。


エコー・ド・ランシュ・バージュ

シャトー・ランシュ・バージュ
4.0 (29件)
ライトボディ
4
フルボディ

こちらは、ランシュ・バージュが手掛けるセカンドラベル。ファーストとの違いはブドウの樹齢が若いこと、カベルネ・ソーヴィニヨンに対しメルロとカベルネ・フランを合わせた比率が若干高いことです。製法はファーストと全く同じながら、若樹のブドウを使用しているため赤系果実のフレッシュな香りが感じられ、若いうちでも丸みがあり、素晴らしい熟成ポテンシャルを兼備。生産量はなんとファーストの30%前後という、非常に貴重な1本です。

本数限定

2020

8,800

(税抜価格8,000円)

  • D 93
  • JS 95-96

ポイヤックらしさが引き出された、なめらかで丸みのある味わい。


ポイヤック・ド・ランシュ・バージュ

シャトー・ランシュ・バージュ
3.7 (6件)
ライトボディ
4
フルボディ

2009年に初めて登場したこちらのポイヤック・ド・ランシュ・バージュ。ファーストとセカンドと同じように手入れをされた若樹のブドウから造られています。 ワインは畑の栽培比率に合わせて造られ、ポイヤックのテロワールを最も自然に表現できるようなセパージュでブドウをブレンド。赤系果実やスパイスのニュアンス、深みがありながらもフレッシュな口当たりが魅力です。

本数限定

2018

6,380

(税抜価格5,800円)

商品一覧

4 件

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