うだるような暑さに身も心も参ってしまいそうになる7月。爽やかな白ワイン、飲みたくないですか？

ただ一口に白ワインと言っても、元となる白ブドウの品種や産地によって個性は千差万別。

「色々あるのは知っているけど、気が付けばいつも同じワインばっかり飲んでるなぁ.....」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

せっかくならばこの夏は、新たなワインとの出会いも楽しんでいただきたい！という想いを込めまして、今回のテイスティングでは少しニッチな北イタリアの白ワイン、白ブドウにフォーカスしてみました！

イタリアを代表する高級白ワインの産地、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州。そのフリウリを世に知らしめた白ワインの名手、イエルマンが手掛ける「カポ・マルティーノ」はフリウラーノやリボッラ・ジャッラといったフリウリの土着品種をブレンドして仕立てられています。洋ナシや白桃のようなフルーツの香りに加え、ミントや火打石、ドライフラワーなどを感じさせる多彩なアロマが魅力の1本です。

バローロやバルバレスコといった赤ワインのイメージに隠れがちですが、実は白ワインも美味しいピエモンテ州。プリオッカ村という無名の地でワイン造りを行う生産者、ブリッコ・エルネストが手掛ける「ヴィーノ・ビアンコ」は、土着品種のアルネイスを100%使用した、年産僅か2,000本ほどの希少な白ワインです。上質な酸と塩味によって引き立つフレッシュな味わいが特徴で、夏にぴったりの味わいです。

そして今回は、白ワインと同じく白ブドウから造られる、オレンジワインも1種類お楽しみいただけます。ご用意したのは、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の自然派ワイン生産者、ロックが手掛けるナチュラルオレンジワイン「ヴィール・アンデース 」です。ゲヴェルツトラミネールとシルヴァーナーという、比較的メジャーな白ブドウ2種をブレンドして造られ、ブリオッシュやオレンジピール、ジンジャーなど、アロマティックな風味が何層にも重なるスタイルです。

ご用意するワインは以上の3本！

「この州のワインは飲んだことなかったな」「この品種は初めて飲むぞ」といった声が聞こえて来そうな、少しニッチなラインナップですね。

きっと新たなワインとの素敵な出会いが待っていることでしょう。

ちなみに、3本目にご紹介した生産者ロックは、エノテカでのお取り扱いがこの7月に新たに始まったばかり！

スタッフ一同、新たなワインとの出会いに大喜びしています。

ぜひこの喜びをお店で味わってください！