ポムロルで最も長い歴史を持つシャトーの1つ、ヴュー・シャトー・セルタン。

現在シャトーを牽引するのは3代目当主のアレクサンドル・ティアンポン氏です。

彼はとくにワイン生産者からの評価が高く、尊敬と憧れの視線を向けられており、「ミスター・メルロ」と呼ばれるクリスチャン・ムエックス氏でさえ一目置く存在。次世代の担い手のなる息子のギヨーム氏とともに、品質の高いワインを生み出し続けています。 

今回ご用意したテイスティングは、2001年と2020年で垂直飲みで出来る大変稀少なセットです。

ヴュー・シャトー・セルタンが持つ熟成ポテンシャルをお愉しみいただけるこちらの機会をどうぞお見逃しなく。

テイスティングワイン▼

1. 2001年 ヴュー・シャトー・セルタン / ポムロル

2. 2020年 ヴュー・シャトー・セルタン / ポムロル

ヴュー・シャトー・セルタン▼

熟したプラムやブラックベリー、ブラックチェリーの艶やかなアロマに、スミレ、タバコの複雑なニュアンス。凝縮感が強く、リッチな果実味が多層的な風味をもたらします。余韻ではバラの花びらやオレンジの皮を含む、複雑で濃密な後味が長く持続する1本です。

2020年ヴィンテージでは、オーナーのアレクサンドル・ティエンポン氏が「私たちの子供や孫のために造られたワイン」とコメントを残しており、素晴らしい長期熟成ワインのポテンシャルを秘めた仕上がりです。

【ポムロル　ヴィンテージ情報】

2001年▼

2000年のミレニアム・ヴィンテージの後で影が薄いと言われていますが、実は隠れた優良年。生産者がテロワールを表現する努力を行った結果、より古典的なスタイルで素晴らしく純粋な果実味とバランスのとれたタンニン、豊かな風味を備えたワインを数々生み出しています。 

2020年▼

天候においては異例づくめのヴィンテージとなった2020年。ブドウは小粒で果皮が厚く、特に早熟のメルロは全体的に高い品質で収穫されています。2018年、2019年に続くグレートヴィンテージとして期待されており、フレッシュさと凝縮感を併せ持っています。