こんにちは！仙台藤崎店の川上です！

いよいよ11月！今年もあとわずかです。でもイベント盛りだくさんの季節ですね。

今日は趣向を変えてお酒にまつわる小話をひとつお届けします。

今回は少し長めなのでお時間がある時にお読みください。

ご来店の際はぜひ感想をお聞かせください！

今日では『大阪の食い倒れ』だけが有名で皆さまご存知と思いますが

昔から『京の着倒れ 大坂の食い倒れ 江戸の飲み倒れ』と言われております。

独り身の男性が多かった江戸では外食文化も古くから定着していたそうで

お酒の銘産地、鳥羽、伏見、池田など上方から北上してくる菱垣廻船にたっぷりと乗せられ

江戸で愉しまれていたお酒は何故だか地元で飲むより美味しいと話題になり

上方の方たちもそれならばと菱垣廻船に多めに積み込み

一部は上方までUターン、駿府を過ぎて富士山をいただくことから『富士見酒』として珍重されたそうです。

波に揺られて角が取れてまろやかな味わいになったんでしょう。

逆に関東でも酒造りは行われていましたが

（上方にある）御所から下らない（遠ざからない）お酒ということで『くだらないもの』と言ったことが

現在の『くだらない』という言葉の語源といわれております。

皆さまにお愉しみいただいているワインは

現在でも産地から定温コンテナにつめられ約2ヶ月の船旅を経て日本へ届けられております。

『一層美味しくなったのかな。』

『現地で飲んだらどんな味だろう。』

『長旅、お疲れ様。』

そんなことを想いながら飲むワインはいつもと一味違うかもしれませんね。

実は例外的に飛行機で届けられるワインもございます！

皆さま、ご存知ボジョレーヌーボーです！

実は解禁日に皆様に召し上がっていただくために

飛行機で輸送されています。

早いもので今年のボジョレーヌーヴォー解禁は11月21日木曜日！

今年はボジョレー解禁は趣向を変えて

【飛行機で届けられたワイン】と旅の思い出話しを愉しむのはいかがでしょうか。

皆さまのご来店をお待ちしております！