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ワインショップ・エノテカ 表参道ヒルズ店
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【格付け第1級一挙飲み比べ!】ボルドーメドック格付け第1級の4シャトー 最新ヴィンテージ飲み比べ
井利 穂波
皆様こんにちは!
表参道ヒルズ店の井利です。
今回は9月第3週スペシャルテスティングのご案内です。
今回は、「ボルドーメドック格付け」第1級に君臨する、「5大シャトー」の中から、すでに最新ヴィンテージ2023をリリースしている4シャトー「シャトー・ラフィット・ロスチャイルド」「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」「シャトー・マルゴー」「シャトー・オー・ブリオン」を一挙に飲み比べていただきます!(※シャトー・ラトゥールはまだ2023年ヴィンテージがリリースされていない為、今回は4シャトーの飲み比べとなります。)この機会にぜひ、フルボディー赤ワイン界を牽引してきた彼らの味わいをご堪能いただいてはいかがでしょうか。
[今回のテーマ]
★1855年パリ万博開催に際し制定された「ボルドーメドック格付け」
★各シャトーをご紹介
★2023年のボルドーはどんな年?
【格付け第1級一挙飲み比べ!】ボルドーメドック格付け第1級の4シャトー 最新ヴィンテージ飲み比べ
参加費:35,200円(税込) ※各50ml
期間:9月18日(金)~9月23日(水・祝)
予約:予約ページ
★1855年パリ万博開催に際し制定された「ボルドーメドック格付け」
1855年、フランス皇帝ナポレオン3世の命により、パリ万博でお披露目するために制定された「ボルドーメドック格付け」。1851年にライバルであったイギリスが、世界初の万博「ロンドン万博」を成功させたことに激しい対抗心を燃やしたナポレオン3世が、フランスの威信をかけて開催したのがこの「パリ万博」でした。産業革命真っただ中であった当時、工業技術で世界を席巻していたイギリスに対抗する武器として彼が選んだのが、「ワイン」だったのです。当時すでに世界的な市場と圧倒的な商業的成功を確立していた「ボルドー」が制定エリアに選ばれ、当時の市場取引価格順で格付が行われました。こうして「ボルドーメドック格付け」は、万博の目玉として披露されました。ロンドン万博で「大量生産力」を見せつけたイギリスに対し、フランスは情報と物語を付加することで高級ラグジュアリー品へと昇華させる付加価値付けの「ブランド商法」で、世界を圧倒したのです。
こうして制定された「ボルドーメドック格付け」。1855年に制定されて以来、その格付はほとんど変更されることなく、ボルドーを代表するシャトーとしてボルドー界を牽引してきました。唯一例外であるシャトー・ムートン・ロスチャイルドについては後のコラムでご紹介させてください。中でも、第1級格付のシャトーは、そのトップを走り続けてきたのです。今回はそんな第1級シャトーを一挙に4シャトーお飲み比べいただきます!ボルドーを牽引する彼らの味わいをお楽しみください。
★各シャトーをご紹介!
今回テイスティングいただく、4つのシャトーについてご紹介いたします!
【シャトー・ラフィット・ロスチャイルド 】
1855年の格付け制定時、市場取引価格トップで第1級の首位の座に輝いたのが、このシャトー・ラフィット・ロスチャイルド!不屈の栄光を誇る彼らですが、革新的な技術の導入も積極的に行っているのが特徴!1974年からオーナーとなったエリック・ド・ロスチャイルド男爵は、除草剤の排除や、ステンレスタンクの導入、当時では画期的な円形セラーの建設等、様々な現代的技術を導入しました。また、2018年にエリック氏から引き継いだ6代目サスキア・ド・ロスチャイルド氏もまた、グローバルな視野を持ち、GPSを使った新技術や気候変動を意識した取り組みを熱心に実施。過去から未来へつないでいくサステナビリティを意識した取り組みを行っています。ラフィットを形容する一番の言葉は「気品」でしょう。ボルドーの真髄を極めた究極のエレガンスを体現する味わいは、世界中から愛され続けています。
【シャトー・ムートン・ロスチャイルド】
ボルドーメドック格付けの中で、唯一昇格を果たしたのが、このシャトー・ムートン・ロスチャイルド!制定当初は、第2級に格付けされました。当時から品質が非常に高く、「なぜ第1級でないのか?」という議論が長年続いていました。昇格の立役者となったのが、フィリップ・ド・ロスチャイルド男爵でした。彼は何十年にもわたり、品質向上(醸造技術の革新)、ブランド戦略(芸術ラベル等)、政治的・文化的ロビー活動を行い、ムートンの地位向上に努めました。彼の努力が実を結び、1973年、ついに第1級への昇格を果たしたのです。「不変」とされていたボルドー格付けの歴史の中で、これは後にも先にもない異例のできごとでした。他のシャトーからの反発や、制度自体の信頼性に関わるなどの議論が飛び交いましたが、ムートンの品質と評価があまりにも突出していたため、ついに昇格が認められたのです!この出来事は、ワイン史に衝撃を与えました。
【シャトー・マルゴー 】
パリ万博の会場で行われたテイスティング審査で、唯一満点評価を受けたのが、このシャトー・マルゴー!当時の市場取引価格により首位で第1級を獲得したシャトー・ラフィット・ロスチャイルドをも抑え、全出品ワインの中で唯一、満点評価を獲得したのです。会場にてその実力を世界中に示しました。また彼らは、格付け第1級を獲得する5大シャトーの中で唯一、マルゴー村に位置しています。マルゴー村の土壌は、メドック地区の中でも最も礫質(砂利質)の割合が高く、層が深いという特徴があります。この水はけの良い痩せた土壌が、格調高いカシスやスミレの華やかな香りと、シルクやベルベットにたとえられる極めて滑らかなタンニンをもたらすのです。これにより「エレガントで女性的」とも形容される、唯一無二の優美なスタイルのワインが生み出されています。
【シャトー・オー・ブリオン 】
ボルドーメドック格付け第1級を獲得している5大シャトーの中で、最も古い歴史を持つテロワールを誇るのが、このシャトー・オー・ブリオン!1533年にジャン・ド・ポンタック氏によって確立されたシャトー・オー・ブリオンの畑は、4つのファミリーを中心に幾世紀にもわたって受け継がれてきました。1935年にアメリカ財界人、クラレンス・ディロン氏が買い取り、現在はディロン氏の熱い意思を、ひ孫であるルクセンブルク大公国ロベール殿下が受け継いでいます。数世紀にわたる歴史を持つ、由緒正しきシャトーなのです。また、技術革新を積極的に行っているシャトーとしても知られており、ボルドーの中でみても早くから発酵槽にステンレスタンクを導入しています。また5大シャトーの中で唯一、ぺサックレオニャン村に位置しているシャトー・オー・ブリオンは、メルロがカベルネ・ソーヴィニヨンより多い、独自のアッサンブラージュによるワイン造りを行っており、他のシャトーとは一線を画す味わいです。
★テイスティングワイン紹介
2023 シャトー・ラフィット・ロスチャイルド
ボトル価格:132,000円(税込)
2023 シャトー・ムートン・ロスチャイルド
ボトル価格:112,200円(税込)
2023 シャトー・マルゴー
ボトル価格:126,500円(税込)
2023 シャトー・オー・ブリオン
ボトル価格:107,800円(税込)
★私の今回のテイスティングの推しポイント!!
今回の私のテイスティングの推しポイントは、やはり第1級の4シャトーの最新ヴィンテージを一挙に飲み比べていただける点です!2023年ボルドーヴィンテージの特徴をご紹介いたします。
ボルドーの2023年は、涼しい時期に保たれた「フレッシュさ」と、後半の熱波がもたらした「果実の成熟」が共存した味わいを持つヴィンテージとなりました。夏の前半は、極端な暑さや干ばつはなく、むしろ曇りがちで日照時間が平年を下回る涼しい日が続きました。これにより、ブドウは糖度が急激に上昇することなく「豊かな酸とフレッシュなアロマ」を蓄えることができました。8月後半から9月上旬に、一転して35℃~40℃を超える強烈な熱波が到来しました。この直前の日照不足を補うかのような急激な暑さによって、ブドウ(特に晩熟のカベルネ・ソーヴィニヨン)は一気に凝縮感を増し、完璧な成熟へと導かれたのです。近年多い温暖で濃厚・フルボディなスタイルとは一線を画し、凝縮感のある濃厚な味わいに、引き締まった酸とフレッシュでピュアなアロマを感じる、「クラシックな味わい」となりました。
ぜひこの機会に、ボルドーメドック格付け第1級の4シャトーの味わいを、飲み比べてみてはいかがでしょうか。
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。
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