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ワインショップ・エノテカ 表参道ヒルズ店
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【シャトー・マルゴーが手掛ける希少な白ワイン!】パヴィヨン・ブラン テイスティング
井利 穂波
皆様こんにちは!
表参道ヒルズ店の井利です。
今回は9月第2週スペシャルテイスティングのご案内です。
今回ご用意するのは、ボルドーメドック格付け第1級を獲得している、シャトー・マルゴーが手掛ける希少な白ワイン「パヴィヨン・ブラン」の最新ヴィンテージです!パヴィヨン・ブランは、ソーヴィニヨン・ブラン100%で造られる白ワインで、生産量はマルゴーの僅か5分の1という、大変稀少な1本です。高貴で純粋な味わいは、「王妃」や「花嫁」に喩えられるほど。是非この機会に5大シャトーが手掛ける希少な白ワインをご堪能いただいてはいかがでしょうか。
[今回のテーマ]
★1855年のパリ万博にて、名実ともにNo.1に輝いたシャトー・マルゴー
★パヴィヨン・ブランの歴史
★2023年ってどんな年?
【シャトー・マルゴーが手掛ける希少な白ワイン!】パヴィヨン・ブラン テイスティング
参加費:5,500円(税込) ※50ml
期間:9月11日(金)~9月13日(日)
予約:ご予約ページ
★1855年パリ万博にて、No.1に輝いた「シャトー・マルゴー」
1855年、フランス皇帝ナポレオン3世の命により、パリ万博でお披露目するために制定された「ボルドーメドック格付け」。1851年にライバルであったイギリスが、世界初の万博「ロンドン万博」を成功させたことに激しい対抗心を燃やしたナポレオン3世が、フランスの威信をかけて開催したのがこの「パリ万博」でした。産業革命真っただ中であった当時、工業技術で世界を席巻していたイギリスに対抗する武器として彼が選んだのが、「ワイン」だったのです。当時すでに世界的な市場と圧倒的な商業的成功を確立していた「ボルドー」が制定エリアに選ばれ、当時の市場取引価格順で格付が行われました。この「ボルドーメドック格付け」は、万博の目玉として披露されました!ロンドン万博で「大量生産力」を見せつけたイギリスに対し、フランスは情報と物語を付加することで高級ラグジュアリー品へと昇華させる付加価値付けの「ブランド商法」で、世界を圧倒したのです。
この「ボルドーメドック格付け」で最高級の格付け第1級を獲得した、「シャトー・マルゴー」。究極の調和とエレガンスを有した味わいは、世界中から注目されていたのです。しかし、「シャトー・マルゴー」が凄かったのはそれだけではありませんでした。パリ万博当日、家事用で「テイスティング審査」も行われました。この審査において、シャトー・マルゴーは全出品ワインの中で唯一、満点評価を獲得したのです!取引価格トップで第1級を獲得したシャトー・ラフィットをも抑え、会場にてその実力を示したのです。
その後、現在に至るまで、シャトー・マルゴーはその名声に溺れることなく、常に最高品質のワインを目指し日々革新を続けています。2006年からは、マルゴー特有のエレガンスを最大限に引き出すため、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率を高め、新樽率100%での醸造へと変更しました。また、収穫においても選果をさらに厳しくし、ファースト・ラベルに使われるブドウは全体の僅か35%前後となりました。素晴らしいテロワールを最大限に表現するため、日々努力を惜しまずワイン造りを行っているのです。
★パヴィヨン・ブランの歴史
シャトー・マルゴーにおける白ワインづくりの歴史は古く、何と17世紀後半に遡ります。シャトー・マルゴーはボルドーの白ワインの歴史としても非常に重要なワイナリーなのです。当時のボルドーを含む多くのワイン産地では、黒ブドウと白ブドウが同じ畑に混植され、収穫後も一緒に混醸されるのが一般的でした。しかし、当時のシャトー・マルゴーの醸造責任者は、ブドウの個性とテロワールの関係を深く観察し、「黒ブドウと白ブドウは明確に分けて醸造すべきである」といち早く提唱し、実践したのです。シャトー・マルゴーは、赤ワインだけでなく、白ワインの醸造技術においても時代の最先端をゆくパイオニアだったのです。19世紀には「ヴァン・ブラン・ド・ソーヴィニヨン」という名で販売されていましたが、1920年には、品質への威信が確固たるものとなり、現在の「パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー」という名称に変更されました。エチケットはそれ以来ほとんど変わっていません。こうしてシャトー・マルゴーを代表するワインの一つとして地位を確立していったのです。
そんな歴史を持つパヴィヨン・ブラン。ボルドーの白ワインにおいて、ソーヴィニヨン・ブラン100%で造られているのは極めて稀です。なぜ、ソーヴィニヨン・ブラン100%で造っているのでしょうか。これは、シャトー・マルゴーが白ブドウ専用に所有する約12haの区画に由来します。赤ワイン用のカベルネ・ソーヴィニヨンには少し冷涼すぎるこの土地ですが、白ブドウであるソーヴィニヨン・ブランにとっては、ゆっくりと成熟しながら豊かなアロマと緊張感のある高い酸、そしてミネラルを蓄えることができる理想的な環境でした。シャトーはこの唯一無二のテロワールの個性を薄めないため、セミヨンなどの他の品種とブレンドせず、「ソーヴィニヨン・ブラン100%」という純粋な表現を選び抜いたのです。彼らにとって白ワインは決して余技ではなく、シャトーのテロワールを表現する重要な作品の一つとなっています。
★テイスティングワイン紹介
2023 パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー / シャトー・マルゴー
ボトル価格:82,500円(税込)
★私の今回のテイスティングの推しポイント!!
私の今回の推しポイントは、シャトー・マルゴーが手掛ける稀少な白ワインの、「最新ヴィンテージ」をテイスティングいただける点です!2023年ヴィンテージは、ボルドーを襲った猛暑に対し、シャトー・マルゴーの栽培技術と、新たな品質基準が交差した、非常にドラマチックなヴィンテージでした!
2023年のボルドーは8月下旬に猛烈な熱波に見舞われました。白ワインの命である「美しい酸」と「アロマ」を守るため、シャトー・マルゴーは8月から高温を避けるため午前中の涼しい時間に限定して収穫を敢行しました。この徹底した温度管理のおかげで、猛暑の年でありながらpH3.15という驚くほどフレッシュで生き生きとした酸を維持することに成功したのです!また、2023年はシャトー・マルゴーの白ワインにとってはかつてない厳格な選果の体制をスタートさせた2年目のヴィンテージとなりました。シャトー・マルゴーの白ワインには長年セカンドが存在しませんでしたが、近年の気候変動下でも圧倒的な品質を維持するため、2022年に初めてセカンドワイン「パヴィヨン・ブラン・スゴン・ヴァン」が誕生したのです!収穫された白ブドウのうち、約50%のすぐれたブドウのみをファーストワインの「パヴィヨン・ブラン」に使用し、残りはセカンドへ。この新体制の妥協のない選果により、2023年のパヴィヨン・ブランは、過去のヴィンテージと比較しても極めて純度が高く、凝縮感の高いヴィンテージとなったのです!
長い歴史の中でワイン界のトップを走り続けてきたシャトー・マルゴー。彼らは素晴らしい品質のワインを求め、常に探求し、革新を厭いません。
この機会にぜひ、歴史と革新が掛け合わさった極上のお味をご堪能いただいてはいかがでしょうか。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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