バローロの革新を牽引してきた名門、パオロ・スカヴィーノ。

1921年の創業以来、「王のワインにして、ワインの王」と称されるバローロに新たな息吹をもたらし、早くから楽しめるスタイルを築き上げてきました。

その革新を体現するのが、単一畑から生まれるフラッグシップ「ブリック・デル・フィアスク」。

バローロの中心地、カスティリオーネ・ファレット村の恵まれた環境が、ワインに豊かな個性を与えています。

フレンチオークと大樽でそれぞれ12ヵ月ずつ熟成され、果実の凝縮感と繊細なタンニンが見事に調和した、深みある味わいが完成します。

グラスからは、イチゴやレッドチェリー、ラズベリーの華やかな果実香に、バラの風味がふわりと立ち上がり、リコリスや白コショウのスパイスが優雅に重なります。口に含むと、豊満な果実味とベルベットのような質感が広がり、きめ細やかなタンニンと美しい酸が味わいに奥行きを与えます。

長く続く余韻は、熟成の可能性をしっかりと感じさせてくれるでしょう。

現代バローロの頂点に立つ、まさに至極の一本です。