白ワインの名門「ドメーヌ・ルフレーヴ」から独立し、1984年に設立されたオリヴィエ・ルフレーヴ。

ピュリニー・モンラッシェに居を構える、ブルゴーニュを代表するドメーヌ兼ネゴシアンです。

今回ご紹介する『ムルソー』は、標高250〜300mの冷涼な畑で育ったブドウを使用。

傾斜地で日当たりにも恵まれ、ゆっくりと成熟することで、酸と香りのバランスが整った上質な果実が得られます。

白灰土の土壌が生み出すアーモンドやヘーゼルナッツの風味に、洋ナシや桃の熟した果実のアロマ、アカシアの華やかな香りが重なります。

口に含むと、厚みのあるボディとフレッシュな酸が絶妙なバランスを演出。

柑橘系の風味が力強く広がり、フィニッシュにはミネラル感が増して、長い余韻が楽しめます。

芳醇でありながらエレガントなスタイルは、まさに夏のひとときにぴったりの一本です。