皆さまこんにちは！
香林坊大和店の太田です。

今年も残すところ2か月ほど。

朝晩も涼しいどころかやや肌寒いくらいに

冷え込みはじめ、一気に秋めいてまいりましたね。

さて、皆様は今回のタイトルを見て、どのような赤ワインを想像されましたでしょうか？

合わせるのは濃密な味わいの煮込み料理、しかもカリフォルニアの赤ワインと言えば想像されるのは、

カベルネ・ソーヴィニヨンなどを使ったパワフルで果実味あふれるフルボディの赤ワインでしょうか。

しかし！今回ご紹介しますのは、フランス　ブルゴーニュ地方のロマネ・コンティなどで知られ、

渋みが少なく優美なワインを生み出す品種「ピノ・ノワール」を使った赤ワインとのペアリングです。

一般的には軽やかな味わいに仕立てられることが多いこちらの品種。

濃厚な味わいの煮込み料理には負けちゃうんじゃないの…？と思う方も多いかと思います。

侮るなかれ。今回もバッチリとマッチするペアリングを持ってまいりましたので、

ぜひ最後までご覧下さいませ！

ズバリ！今回ご紹介いたしますのは、

カリフォルニア産ピノ・ノワール　×　赤ワイン煮込み「ブフ・ブルギニョン」のペアリングです。

「ブフ」とはフランス語で「牛肉」、「ブルギニョン」は「ブルゴーニュ風の」という意味。

つまり、ブルゴーニュ風赤ワイン煮込みというわけです。

今回煮込みに使ったのはブルゴーニュワインではございませんが、

「カリフォルニアのロマネ・コンティ」の呼び声高い「カレラ」が手掛ける赤ワインを

贅沢に使用して仕立てました。

重すぎず、風味豊かに仕上げられたブフ・ブルギニョンの味わいは、

気温の下がり初めのこの時期につい食べたくなる味わい。

また、ワインの果実味あふれる複雑でリッチな味わいが、

牛肉の煮込みといった濃厚な味わいにも負けずに寄り添ってくれます。

香りも非常に豊かで華やかなため、ブーケ・ガルニでしっかりとハーブの香りをきかせた

ブフ・ブルギニョンにはよくマッチします◎

 カレラは伝説的な醸造家、故ジョシュ・ジェンセン氏が1975年に創業し、

「地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのひとつ」と称されるワイナリー。

こちらのキュヴェは石灰岩の豊富な土壌で、単一畑キュヴェの中で最もパワフルで

黒系果実のニュアンスが強く、ポマールやジュヴレ・シャンベルタンなどの

筋肉質なブルゴーニュを思わせるスタイルです。

果実味が豊かで、リッチな味わいは熟成のポテンシャルも持ち合わせ、ギフトなどにもピッタリの一本です。

はやいもので今年もいよいよ解禁が迫って参りました！

この一年、楽しみにされていた方も多いのではないでしょうか。

来月11月の第3木曜日【11月20日（木）】より、2025年ボジョレー・ヌーヴォーも解禁となります！

続々とご予約も埋まりつつありますので、皆様どうぞご予約はお早めに！