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ワインショップ・エノテカ 広尾本店
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このショップのスタッフレビュー
【SPテイスティング】プレミアム・シャルドネ4種セット
立石
世界の銘醸地から4つのシャルドネを飲み比べ
今回ご用意するのは、フランス・ブルゴーニュのルーロ、イタリア・ピエモンテのガヤ、カリフォルニアのコングスガード、そしてニュージーランドのプロフェッツ・ロック。
4つの造り手がそれぞれ異なる土地で造ったシャルドネを、一度にお楽しみいただけます。
2023 ムルソー/ドメーヌ・ルーロ
ブルゴーニュを代表する白ワインの産地、ムルソー。
その中でもドメーヌ・ルーロは、ジャン=マルク・ルーロのもと、テロワールの個性を美しく表現する造り手として高い評価を受けています。
ルーロのムルソーは、村の南側に広がる斜面の複数の区画から造られます。
ムルソーの斜面は、場所によって標高や土壌の深さ、日照条件が異なり、それぞれの区画が異なる表情を持っています。
ルーロはこうした違いを丁寧に捉え、ワインに奥行きと立体感を与えています。
味わいは、ムルソーらしいふくよかな果実味を持ちながら、決して重たくなりすぎないのが魅力。
白い花や柑橘、熟した洋梨を思わせる香りに、石灰質土壌を感じさせるミネラル、きれいな酸が重なります。
口に含むと、なめらかで柔らかな質感がありながら、後半にかけて味わいがすっと伸びていく。
豊かさと緊張感が同居する、非常にエレガントなムルソーです。
2023 ガヤ・エ・レイ・シャルドネ/ガヤ
バローロ、バルバレスコで世界的に知られるガヤが、ピエモンテで造るシャルドネです。
このワインの面白さは、もともとネッビオーロの銘醸地として知られるピエモンテの異なる2つの場所からブドウを集めていること。
1979年に植樹されたトレイーゾの畑と、1989年に植樹されたセッラルンガ・ダルバの畑が使われています。
トレイーゾのブドウは、華やかな香りとバランスを与え、
一方のセッラルンガ・ダルバは、より強い酸とストラクチャーをもたらします。
この2つを組み合わせることで、香りの華やかさだけでも力強さだけでもない、立体的なシャルドネが生まれます。
味わいには、白桃や洋梨、柑橘、白い花のような果実と香りに加え、ナッツやバター、樽由来のニュアンスが重なります。
口当たりにはクリーミーな丸みがありながら、フィニッシュでは柑橘や塩味を思わせるニュアンスが現れ、味わいが長く続きます。
2023 シャルドネ ナパ・ヴァレー/コングスガード
カリフォルニアのシャルドネを語るうえで、ぜひ知っておきたい造り手がコングスガードです。
ジョン・コングスガードが手掛けるワインは、ブドウそのものの力強さを生かしながら、
過度に人の手を加えず、畑の個性をワインに映し出すことを大切にしています。
自社畑では収量を抑えた栽培を行い、天然酵母を用いた発酵や長期の樽熟成、無濾過・無清澄といった手法によって、ワインに複雑な質感を与えています。
このナパ・ヴァレーは、歴史的にハドソン・ヴィンヤードとハイド・ヴィンヤードのブドウを組み合わせて造られてきた、コングスガードを代表するシャルドネです。
ナパらしい豊かな日照を受けた果実の熟度があり、黄桃や洋梨、柑橘、熟した果実の甘やかな香りが広がります。
そして樽由来のバニラやトースト、ナッツのニュアンスが重なり、非常に芳醇。
豊かな果実味の奥にはしっかりとした酸とミネラルがあり、口の中では厚みのあるテクスチャーがありながら、最後は長く、きれいに伸びていきます。
カリフォルニア・シャルドネの豊かさと、ブルゴーニュにも通じる緊張感を同時に楽しめるところが、コングスガードの大きな魅力です。
2023 キュヴェ・オー・アンティポード・ブラン/プロフェッツ・ロック
ニュージーランド・セントラル・オタゴの「プロフェッツ・ロック」と、ブルゴーニュの名門シャンボール・ミュジニー、「コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ」で醸造責任者を務めたフランソワ・ミエ氏とのコラボレーションから生まれた特別なキュヴェです。
フランソワ・ミエ氏とプロフェッツ・ロックのポール・プジョル氏との交流から始まったプロジェクトで、単にブルゴーニュの技術をニュージーランドに持ち込むのではなく、セントラル・オタゴという土地の個性を生かしながらワインを造ることが大きなテーマとなっています。
プロフェッツ・ロックの畑は、セントラル・オタゴの中でも標高約320〜390mの高地に位置する急斜面。
古い氷河性テラスにあり、粘土質の表土の下には石灰質の層が広がっています。
乾燥した冷涼な気候と、この特徴的な土壌が、ワインに独特の緊張感とミネラル感を与えます。
柑橘や白桃、白い花を思わせる香りに、火打石やミネラル、スパイス、上質な樽のニュアンスが重なります。
口に含むと、しっかりとした密度がありながら酸が全体を引き締め、非常に長い余韻へと続きます。
冷涼な土地ならではの酸、ミネラル、塩味、そして繊細な樽の風味が幾層にも重なるのが特徴です。
セントラル・オタゴだからこそ生まれる緊張感と、フランソワ・ミエ氏の美意識が融合した、非常にユニークなシャルドネです。
土地と造り手の違いによって変わる味わいを、ぜひご体験ください!