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ワインショップ・エノテカ東京駅グランスタ丸の内店

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東京駅グランスタ丸の内店のブログ

ワイナリー訪問記16【イエルマン】

坂本

2026.03.19
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歴史と文化の融合に発見の連続!ワイナリー訪問記16フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア編です!

旅の最終日。訪れたワイナリーは「イエルマン」です。


まず始めに、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリアについてどんなところかというと・・・

フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州(以下フリウリ)はイタリアの北東部に位置し、


東はスロヴェニア、北はオーストリアの国境と接しています。

隣国に加えてアドリア海にも面していることから、古くから重要な地域として位置づけられていました。


様々な種類の白ワインや、オレンジワインの産地としても有名なこの土地は、

イタリアの中でも「白ワインの聖地」と呼ばれています。


フリウリに足を踏み入れた瞬間、国境の土地ならではの空気を感じました。
1881年創業のイエルマンは、その多文化が溶け合う風土をそのままワインに映すワイナリー。




スロヴェキアの国境がすぐそこにある。

ワイナリーの敷地からはスロヴェニアの国境がすぐそこに見え、

その丘に広がるのがフリウリを象徴する「ポンカ土壌」。

泥灰土と砂岩が層になった石灰質の土壌で、


手に取ると驚くほど薄く、簡単に割れてしまう。
この柔らかさが、ブドウの根を地中深くまで導き、

ワインに独特のミネラル感をもたらしています。

ポンカ土壌

イエルマンのこだわりは“フィールドブレンド”
異なる品種を同じ区画に植え、同時に収穫し、

同時に発酵させるという、昔ながらでありながら高度な技法。
この方法によって、アロマや味わいが自然に溶け合い、ひとつのワインとしての統合感が生まれます。


ただし、このスタイルには大きなリスクもある。
ある品種にとって完熟のタイミングが、別の品種にとっては未熟、

あるいは過熟ということも起こり得る。

だからこそ、収穫の判断には経験と観察力が欠かせないのだそう。


土着品種から国際品種まで幅広く手がけながらも、

どのワインにも共通しているのは“フレッシュさとエレガンス”。
その理由が、この土地と、畑に向き合う彼らの姿勢にあるのだと、歩きながら強く感じました。

カポ・マルティーノのラベルにも描かれる糸杉

カポマルティーノ 2021


果実の魅力がぎゅっと詰まった一本。熟れたオレンジやドライパイン、 ピーチにバナナやアプリコットまで、多彩な香りが次々と立ち上がり、まるで果実が弾けるような華やかさ。 酸味が全体をスマートにまとめ、ほんのりオイリーな質感がリッチさを添えています。 印象は“大人のための贅沢ミックスジュース”。ラベルに描かれた糸杉は、 畑のシンボルとしてこのワインの個性を物語ります。これはワイン会に持っていくしかないですね。

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Y.Sakamoto

資格

JSA呼称資格 ソムリエ、WSET Certified Level3 Award in Wines

好きなワインタイプ

繊細、ブル・ピノタイプ、ブル・シャルタイプ、白ワイン、ピノ・ノワール、シャルドネ、フランス ブルゴーニュ、ドイツ

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