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ワインショップ・エノテカ GINZA SIX店
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このショップのスタッフレビュー
【GINZA SIX店】20年以上の熟成を経たワインをソムリエ2人で飲んでみた
川上 秀樹
23年もの熟成を経た、オーストラリアのボルドーブレンド
こんにちは!
9月に入り、過ごしやすい日も増えてまいりました。
秋はもっぱら食欲の秋!GINZA SIX店の川上でございます。
当店BARのグランドメニューが新しくなり、何やら興味深いワインがオンリストされたようです。
早速その味わいを、グランドメニュー担当の柴田、そして私川上の2人でテイスティングをしてみました。
23年の時を経て、どんな表情を見せてくれるのか
川上:
2003年ヴィンテージということは
初代当主が2008年に亡くなったそうなので、このワインが造られた頃は、初代の時代のワインですね。
そう考えると、今とは造りの方向性も違うんですかね。
柴田:
現在はスクリューキャップですし、そもそも熟成を前提にした造りなのかどうかも含めて、方向性そのものが違うような気がします。
これはコルクなので、ゆっくり熟成が進んでいるんでしょうね。
川上:
ちょっと甘い香りや肉っぽさもあって……なんというか、妖艶な感じがありますよね。
柴田:
少しバルサミコのような、熟成によるニュアンスも出ていますね。
でも、まだまだ元気があります。
川上:
ちょうど今が飲み頃なのかな?
柴田:
今、かなりいいと思います。
あと2〜3年くらい置いてみても、もしかしたら面白いかもしれませんね。
ふたつのアイコニックワイン
川上:
ちなみに、このNo.1、No.2って、何を意味しているか知ってます?
柴田:
知らないです。
川上:
調べてみたんですけど、No.1は初代当主が最初に取得してボルドーブレンドを造り始めた区画から生まれた、記念碑的なワインなんですよね。
No.2は、その後に取得した区画でシラーズを造り始めたもの。
柴田:
No.1は1969年植樹のカベルネ・ソーヴィニヨンを主体にしているんですよね。
川上:
そう。
No.1とNo.2は、この生産者を象徴するアイコニックなワイン。
特にこれは初代当主の時代に造られたものなので、そういう意味でもヤラ・イエリングの歴史を感じる、貴重な一本だと思います。
柴田:
オーストラリアといえば、どうしてもシラーズやセミヨンのイメージが強いですけど、
この生産者なら、やっぱりこの『No.1』を一番おすすめしたいですね。
GINZA SIX店きっての食べ物好きの二人が考えるペアリング
川上:
元料理人の柴田くん、このワインを飲んで「食べたい」「作りたい」と思う料理は?
柴田:
まず浮かぶのは、鴨のローストにバルサミコソースですね。
赤身のお肉の方が合うと思うんですけど、ワインにもバルサミコのようなニュアンスがあるので、鴨との組み合わせはすごく良さそうです。
川上:
家庭料理なら?
柴田:
牛肉はもちろん、豚肩ロースなどもいいと思います。
脂身が強すぎる部位より、肉肉しさが残っているものを焼いて。
川上:
ちょっとスパイシーにしたスペアリブとかね。
柴田:
いいですね。
あと、砂肝のバルサミコ煮込みなんかも面白そうです。
川上:
それ、美味しそう!
柴田:
ボロネーゼみたいに、玉ねぎを炒めた香ばしさのある料理も合いそうですよね。
ローリエなんかを少し効かせても良さそうです。
ワインのクオリティが高いので、合わせる料理も少しこだわりたくなりますね。
そして和食
川上:
和食だったら、どうでしょう?
柴田:
ワインに少し酸のニュアンスがあるので、和食の定番・醤油だけではなく、酢や砂糖、みりんなどを合わせた料理が良さそうです。
例えば、手羽先を醤油と酢で軽く煮たような料理。
川上:
それ聞いて思い出した。
昔、手羽元を酢醤油で甘酸っぱく煮た料理をよく作ってもらってたんですよ。
柴田:
それ、まさに僕がイメージしている料理に近いです。
川上:
やっぱり、骨付き肉って美味しいよね。
柴田:
そうですね。
そのような酸のある家庭料理なら、ワインにも合わせやすいと思います。
熟成ワインも気軽にバイ・ザ・グラスで
川上:
最後に、このワインはどんなお客様に飲んでいただきたいですか?
柴田:
まずは、熟成ワインを飲んだことがない方ですね。
熟成ワインって、ボトルで買おうと思うと高額で購入するのに勇気がいるもありますけど、今回はグラスで楽しめる。
「熟成ワインってどんな味なんだろう?」というところから、気軽に体験してほしいです。
それから、フランスの熟成ワインは飲んだことがあるけど、オーストラリアの熟成したものは飲んだことがない、という方にもぜひ飲んでほしいですね。
きっと新しい発見があると思います。
川上:
私たち自身ですらオーストラリアの熟成ワインを飲む機会って、そんなに多くないですからね。
柴田:
そうですね。
自信を持っておすすめできる一本だと思います。
川上:
ぜひ、たくさんの方に楽しんでいただければと思います。
いかがでしたでしょうか。
貴重な商品ですのでBARでの提供は数に限りがございます。
ご興味ございましたら、ぜひお早めにお越しくださいませ。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。