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ワインショップ・エノテカ 船橋東武店
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野村
こんにちは、船橋東武店の野村です!
さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、シャトーヌフ・デュ・パプの名門によるルージュとブランです。
世界No.1のワインに輝いた、シャトーヌフ・デュ・パプの名門。
凝縮した果実味に満ち溢れたルージュとブランをお愉しみください。
□開催日 2025年3月22日(土)~23日(日)
□参加費 1杯60ml 各60ml 4,730円(税込)
□定員 11名
□Tasting Item
①2023 シャトーヌフ・デュ・パプ クロ・デ・パプ・ブラン
/クロ・デ・パプ (ポール・アヴリル)(フランス/ローヌ)
[ 白 辛口 / グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、クレレット、ブールブーラン、ピクプール、ピカルダン / ボトル販売価格20,900円(税込) ]
②2021 シャトーヌフ・デュ・パプ クロ・デ・パプ・ルージュ
/クロ・デ・パプ (ポール・アヴリル)(フランス/ローヌ)
[ 赤 辛口 / グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー、ヴァカレーズ、クノワーズ / ボトル販売価格25,300円(税込) ]
■伝統を受け継ぐ、シャトーヌフ・デュ・パプの名門
南フランス、南部ローヌを代表するアペラシオン「シャトーヌフ・デュ・パプ」。14世紀、フランス王との権力争いの末、ローマ教皇庁がアヴィニョンに移されていた際に名付けられた「教皇の新しい城」という意味のこの地は、やがてワイン造りに喜びを見出した教皇によって南フランスを代表するワインの産地となりました。
そのシャトーヌフ・デュ・パプの中でも、特に歴史が深く、アヴィニョン教皇庁に隣接する畑が「クロ・デ・パプ(教皇の区画)」。この畑でワイン造りを続けるドメーヌが、ポール・ヴァンサン・アヴリル氏によって運営されている「クロ・デ・パプ」です。
クロ・デ・パプを運営しているアヴリル家は、17世紀には既にシャトーヌフ・デュ・パプの著名な造り手としてその名を知られており、18世紀には、市の執政官や出納長も担っていたこともあるこの地の名門の家系です。
19世紀、アヴリル家は「クロ・デ・パプ」の名前で赤ワインと白ワインをリリースし、後のAOCシャトーヌフ・デュ・パプ設立に大いに貢献しました。さらに、20世紀に入ると、現在の当主であるアヴリル氏の祖父、レジ氏はエリゼ宮にワインを献上し、シャルル・ド・ゴール大統領やポンピドゥー大統領にもワインを提供するなど、その功績は枚挙にいとまがありません。
■長期熟成によって真価を発揮するワイン
現当主であるアヴリル氏はブルゴーニュでフィネスとエレガンスを備えたワインを造ることを学び、エコノミックスクールでマーケティングを、そしてかの有名なシャトー・ムートン・ロスチャイルドやオーストラリアのワイナリーで修行を積んだ経験の持ち主です。
クロ・デ・パプが所有する畑は約35ha。その畑を24の区画に分け、土壌を選別しその区画に適したブドウを植えて育てています。畑には必要最低限しか手を加えないいわゆる自然派。2011年には長年続けてきたブドウ造りが認められ、晴れてオーガニックの認定も受けました。
収穫の時点から厳しく選果されたブドウは、複数の品種とテロワールがブレンドされることがシャトーヌフ・デュ・パプの魅力だという強い思いから、混醸されます。香りの要素を最大限に成熟させるため、新樽ではなく長年使い込まれた大きな木樽を使用。最終的に、ワインを絶妙なバランスでブレンドし仕上げます。その徹底したこだわりから、エレガンスと複雑さ、凝縮感に溢れた素晴らしいワインを生み出しているのです。
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
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ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。