こんにちは、ズボンを購入する度、犬や猫なら短足でも可愛いのにな……なんて考えてしまう船橋東武店の川島です！

さて、今回ご紹介する週末スペシャルテイスティングは、エレガントでビロードのような滑らかな味わいが楽しめることから「イタリアワインの女王」と形容される赤ワインです。

ワインの年間生産は僅か3,600本と大変稀少な樹齢約20年のブドウから造られる、ブルーノ・ジャコーザのバルバレスコと、伝統的クリュ、ラバヤでワイン造りを行う、ジュゼッペ・コルテーゼの代名詞的ワインの2種をご用意いたしました。

□開催日　2023年8月26日(土）、27日(日)

□参加費　各60ml　4,070円(税込)

□定員　11名

□Tasting Item

①2018　バルバレスコ

／ ブルーノ・ジャコーザ（イタリア　ピエモンテ）

［ 赤　フルボディ ／ ネッビオーロ ／ ボトル販売価格 27,500円(税込) ］

②2018　バルバレスコ・ラバヤ

／ ジュゼッペ・コルテーゼ（イタリア　ピエモンテ）

［ 赤　フルボディ ／ ネッビオーロ ／ ボトル販売価格 10,450円(税込) ］

■イタリアワインの女王 “バルバレスコ”

イタリア北西部ピエモンテ地区にて造られるバルバレスコは、 バローロと並び、最高級イタリア赤ワインのひとつ。 「イタリアワインの女王」と形容されるようになったのは、力強く男性的な味わいで「ワインの王様」と称されるバローロに比べ、エレガントでビロードのような滑らかな味わいが楽しめることから。

「バローロの弟分」として伸び悩む時代もありましたが、現在ではバローロとは異なるネッビオーロ種のもつ“繊細さ、優美さ”を押し出し、その評価を上げています。

「バルバレスコ」と名乗るためには、ネッビオーロ種のみを使用する、2年以上の熟成（バローロより1年短い）、アルコール度数12.5％以上、と言った、いくつかの条件が定められています。

■凝縮した果実味とフレッシュな酸が楽しめる2018年ヴィンテージ

2018年のピエモンテはブドウの品質と収量共に恵まれ、素晴らしい出来栄えとなったヴィンテージ。冬から春の穏やかな気候を経て、夏は気温の高い日が続きました。また7～8月にかけて、降水量が多かったことも特徴。9月上旬には高品質なブドウの収穫に成功し、凝縮した果実味とフレッシュな酸を備えたワインが造られました。

■「バローロのロマネ・コンティ」と称されるワインを生み出した巨匠“ブルーノ・ジャコーザ”

ピエモンテの偉大な造り手の一人として必ず名前が挙げられるブルーノ・ジャコーザ。「バローロのロマネ・コンティ」と称賛される程の洗練された味わいは数多のバローロの中でも異彩を放ちます。

こちらは、樹齢約20年のブドウから造られる、ブルーノ・ジャコーザのバルバレスコ。南西向きの砂が混じる粘土石灰岩質土壌から構成されるブドウ畑は約0.5haほどで、ワインの年間生産は僅か3,600本という大変稀少なキュヴェです。

ブドウを収穫した後は、ステンレスタンクで20日間発酵とマセラシオンを実施。その後、大樽で18ヵ月熟成し、さらに12ヵ月間瓶内熟成を経てリリースされます。

こうして造られるワインは、華やかな果実の風味が溢れ出す魅惑的な1本。豊潤な果実味としっかりとした酸味が織り成す、繊細でエレガントな味わいをお楽しみください。

■伝統的クリュ、ラバヤの地で礎を築く、バルバレスコのトップ生産者“ジュゼッペ・コルテーゼ”

ジュゼッペ・コルテーゼは、伝統的クリュ、ラバヤ（バルバレスコの歴史的なクリュ）でワイン造りを行う、バルバレスコのトップ生産者。こちらは彼らの代名詞的ワインで、ラバヤの単一畑キュヴェです。

樹齢約50年のブドウを使用し、醸造はステンレスタンクと古いセメントタンクにて約30日間発酵。そして最低5年以上使用したスラヴォニアンオーク樽で20～22ヵ月の熟成を経た後、ボトル内で最低10ヵ月熟成してリリースされます。 

力強いながらもエレガントなスタイルが特徴。全ての要素が高い次元でまとまった見事な仕上がりをお楽しみください。