シャルル・ラショー CHARLES LACHAUX
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フランス ブルゴーニュ

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ ジュヴレ・シャンベルタン

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ポマール

フランス ブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ ヴォルネイ
新時代の若手醸造家が立ち上げた注目のネゴシアン
ヴォーヌ・ロマネの名門ドメーヌ、アルヌー・ラショー。そのオーナーファミリー、シャルル・ラショー氏がブルゴーニュで最も称賛される造り手の一人であるラルー・ビーズ・ルロワ氏に影響を受け、「自分も、自分が造ったワインを飲んだ人が感動するような、エモーショナルなワインを届けたい」という強い意志により、2018年に立ち上げた、ネゴシアンがこちらのシャルル・ラショーです。
ラルー・ビーズ・ルロワ氏との出会いから生まれたネゴシアン
シャルル・ラショーは、ドメーヌ・アルヌー・ラショーのオーナーファミリーである、シャルル・ラショー氏が立ち上げたネゴシアン。ドメーヌ・アルヌー・ラショーとは、数々の偉大な特級畑を抱えるヴォーヌ・ロマネ村に位置し、1858年に創業した名門ドメーヌです。このドメーヌを率いるシャルル氏は、2015年より父親の引退に伴い全ての作業を任され、全房発酵や畑作業の厳格化など、様々な改革を実施しています。
そんなシャルル氏がネゴシアンを始めたのは、ブルゴーニュで最も称賛される造り手の一人であるラルー・ビーズ・ルロワ氏のドメーヌ・ドーヴネのワインを飲み、その美味しさからインスピレーションを得たことがきっかけでした。
当時について「私が初めてルロワのワインを飲んだのは2014年だった。ショックを受けた。とても感動的な体験だった。」と語るシャルル氏。かねてより可能な限りブドウ本来の個性を表現したいと考えていた彼は、ドメーヌ・ワインよりも購入しやすいワインを提供したいという思いから、こちらのネゴシアンを立ち上げました。
プロジェクトはアルヌー・ラショーが所有する、ヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュの間に位置する畑のアリゴテを用いたワイン造りから始動。その後、シャルル氏の友人生産者達が有機農法で栽培する畑のブドウを購入し、ヴォルネイやポマール、ジュヴレ・シャンベルタンの赤ワインも手掛けるようになりました。
シンプルな醸造スタイルから生まれる驚くほどピュアな味わい
ネゴシアンとしてシャルル氏がこだわるのは、買いブドウについてブドウ生産者と直接契約し、収穫時期を自ら決めていること。シャルル氏は「ネゴシアンのワインに使用する買いブドウは、ブドウ生産者と交渉して、どのタイミングで、どの区画を収穫するかを自分で決めている。また、収穫自体も基本的に自分達のチームで行っている。」と語り、単にブドウを購入するのではなく栽培にも関与し、彼の哲学を色濃く反映したワイン造りを行っています。
醸造においては、シャルル氏が「とてもシンプルなんだ。」とコメントするほど、あくまで品質の高い素材を、いかに手を入れすぎずに表現できるかを大切にしています。
シャルル・ラショーの全てのワインは全房発酵。除梗をしないことでワインには梗からのタンニンも加わり、複雑で深みのある味わいに仕上がります。また密閉状態において、ヘタが付いたままのブドウの粒内で酵素による発酵が始まることで、みずみずしい果実味が生み出されるのも特徴です。瓶詰めの際は、最小限の亜硫酸塩を添加。繊細な味わいを活かせるよう、新樽比率は控えめにして、古樽を中心に樽熟成を行います。
こうして生まれるワインは、ブドウ本来の旨味が表れた、驚くほどピュアな味わい。フレッシュなアロマと豊かな果実味を備えながらも、エレガンスが際立つスタイルです。また、シャルル・ラショーの全てのワインにおいて、そのラベルも特徴になっており、奥様がデザインした可愛らしい花の絵が描かれています。
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