飽くなき探求心と向上心を持つ実力派ワイナリー。

カンティネ・ピローヴァノは、100年以上もの歴史を持つ家族経営のワイナリー。1910年に設立して以来、「全てのワインに高い品質を備え、全てのワインでテロワールを表現する」という信条を掲げ、手頃な価格帯ながらも驚くほど高いクオリティのワインを造り続けています。また1900年代後半からは、更なる向上を目指して自社畑で栽培したブドウを中心にして造られる上級キュヴェ、「テッレ・ベンティヴォーリオ」の醸造を開始。その出来栄えは、時に「フランンチャコルタに比肩する味わい」とも賞賛される程の高い実力を持つ1本として世界で注目を集めています。伝統と革新、情熱、クオリティ。これらは祖先から代々引き継がれてきた、ピローヴァノ家の本質です。生産性の向上と卓越した品質のワインを造り出す事を目的とし、常にその可能性を追求、イノベーションを促進させ、革新的で近代的な醸造設備を設置。繰り返し実験を行います。その飽くなき探求心のもと、現在も研究を続けているのです。 カンティネ・ピローヴァノが所有する畑は、全部で約90ha。オルテポ・パヴェーゼの丘に位置しています。標高250mにも及ぶこの地は古くから石灰の採掘地としても知られているミネラルに富んだ土壌が特徴で、ワインにきれいなミネラルと酸のバランスに優れた味わいが備わります。栽培されているブドウはピノ・ネロ、やシャルドネ、リースリングなどの国際品種から、ボナルダ、バルベラなど様々。品種それぞれの個性を存分に生かした仕上がりのワインを造っています。