スクライブ
SCRIBE

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アメリカ カリフォルニア ソノマ ノース・コースト

スクライブ / SCRIBE

「カリフォルニアのニューウェーヴ」と呼ばれる、自然派生産者


カリフォルニア、ソノマ・コースト南部に位置するスクライブは、ナッツを栽培している農家出身の若いマリアーニ兄弟が設立したワイナリー。彼らは、「カリフォルニアのニューウェーヴ」と呼ばれ、少量生産でアーティスティックな感性を基に、自然を意識したワイン造りを行っています。 そんなスクライブの歴史は、ドレッセル・ワイン・カンパニーの功績と深い繋がりがあります。1858年、富を求めてドイツからカリフォルニアに移住したエミル・ドレッセル氏は、ドイツ人の3人の仲間と共に、ソノマ・コーストに160haの畑を購入し、ドレッセル・ワイン・カンパニーを設立します。 この畑にドイツから密輸したブドウの樹を植え、これが後に、歴史上始めてアメリカに輸入されたリースリングとシルヴァーナーの樹であると判明。また彼らは、1878年にフィロキセラがカリフォルニアを襲った際、カリフォルニアで始めて、フィロキセラに免疫を持つ台木に接ぎ木をしたとも言われています。更には、ワインのラベルにセミヨンやカベルネ・ソーヴィニヨン等の品種を記載するという、現在のカリフォルニアワインでは当たり前の事も、ドレッセル・ワイン・カンパニーが始めたと言われています。その後禁酒法により、ドレッセル・ワイン・カンパニーは衰退。半世紀近くにおよび大手の養鶏場として存在したのちは、今のスクライブ・ワイナリーからは想像できない程、土地も建物も荒れ果てた状態であり、誰もがここにワイナリーを設立することを考えもしない酷い状態でした。2007年にこの地を訪れたマリアーニ兄弟は、「最初に見た物件だったんだが、一目惚れしてね、真っ先にここに決めたんだ。」と語ります。 「ワイン造りは農業」と言う信念の下、畑は全て有機栽培で、天然酵母による発酵を行うなど、その土地に根付いた個性あるワイン造りを実践。ワインは土地の個性を最大に反映させ、ピュアなワインに仕上がります。有機野菜を使うカリフォルニア・クイジーンの先駆けである、「シェ・パニース」のアリス・ウォーターとの繋がりも強く、敷地内の養鶏エリアや野菜畑からの素材を使ったホームメードの料理でもてなしたり、新進気鋭の若手シェフらとのワインディナーも注目を浴びています。

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