心を潤す紙の食器WASARAは、2008年に伊藤景一郎氏によって設立された、日本の紙食器メーカー。たった一度しか使えないとしても、料理を美しく引き立たせ、豊かであたたかい空気を創りだすような紙の器をつくりたいという想いから生まれました。

発想の原点にあるのは、日本において古来より受け継がれてきた美意識や価値観です。優れた技術に裏付けられたものづくりの伝統、世界有数の洗練された食文化、もてなしや、礼儀を大切にする精神性。 こころを潤し、豊かな生活を過ごすために欠かすことのできない大切なものすべてが、WASARAに込められています。

WASARAの食器は、すべて土に還る素材から作られた生分解性*、コンポスタブル*な紙の器です。素材には竹と、バガスと呼ばれる、さとうきびの絞りかすのパルプが使用されています。これらの素材は廃棄されることも多いのですが、使用することで資源を最後まで活かし、使用後は、土に分解され自然に帰すことができるのです。 ＊生分解性（Biodegradable）・堆肥化（Compostable）

WASARAが取得している認証「ASTM-D6400」における堆肥化の定義は、

1）二酸化炭素と水、無機化合物に分解される　

2）90日以内に細かく分解され、原形をとどめていないこと

3）有毒な残骸物を残さないこと　とされています。

WASARAの紙食器が、一般的な使い捨て紙食器と大きく違うのは、陶器に決して劣らない美しいフォルム。その持ちやすさを追求した有機的なフォルムは、人間の手の曲線に基づきつくられているため、自然に手に馴染み、手にする人の所作さえ美しく見せてくれます。耐水・耐油性も備えており、お皿の種類も豊富で、ワイングラスにいたるまで展開。パーティーやお花見など、もてなしの時間を一層素敵に彩ってくれるにちがいありません。

こちらのタンブラーは、持ち手の緩やかなカーブが、とても手になじみやすく、ビール、焼酎、ソフトドリンクなどに適したタンブラーです