商品の紹介

フランス・パリの歴史あるレストラン「ル・タイユヴァン」。そのワインリストは愛好家やプロフェッショナルからの指標となっており、生産者にとっても自分のワインが選ばれることは最高の栄誉となっています。「セレクション・タイユヴァン」は、タイユヴァンが最も大切にする“飲み頃”のワインを提供するため、何年にもわたる時間と手間をかけて丁寧に熟成させリリースするワイン。ワインによって飲み頃は異なるため、ソムリエやキャヴィスト（カーヴの番人）が定期的に試飲し、飲み頃のタイミングを的確に見極めたうえでセレクトされたこだわりのセレクションです。

こちらは、17世紀から続くムルソーのドメーヌが手掛ける白ワイン。畑はムルソー・コミューンに位置し、樹齢25年のシャルドネを使用しています。造られるワインは、繊細なアロマと、しなやかな口当たり、そしてピュアな果実味が魅力です。

生産者について

バロ・ミロ BALLOT MILLOT

17世紀から続くムルソーの老舗ドメーヌ

ドメーヌの歴史は古く、17世紀から代々継承しています。ムルソーにワイナリーを構え、ムルソー、シャサーニュ、ポマール、ヴォルネイ、ボーヌの地に約11haの畑を所有。現17代目当主のシャルル・バロ氏が、父のフィリップ氏からドメーヌを引き継いで以来、評価急上昇の造り手です。まだ若いシャルル氏ですが、ムルソーが陥り易い重すぎるスタイルを避け、バランスを重視したワイン造りに情熱を注いでいます。

バロ・ミロは最大限に自然をリスペクトしたブドウ栽培を行っているのが特徴。耕作作業を施すことによって除草剤の使用は一切行っていません。またテロワールの魅力を引き出すために、畑の手入れも勢力的に実施。ブドウ樹は厳しく選定され、収量を制限しています。こうして生み出されるワインは、凝縮感のある果実味を備えたエレガントなスタイルが特徴です。

生産地について

フランス ブルゴーニュ

世界的に有名な高級ワイン産地

フランス銘醸地として名高いブルゴーニュですが、フランス北東部にあり、最北端は辛口白ワインの代名詞シャブリ地区、そして特級ワインをはじめワインラヴァー垂涎のワインを生み出す、黄金の丘と呼ばれるコート・ドール、南はボージョレー地区に至る北緯46度から48度の間に位置します。ボージョレー地区以外の赤ワインは主にピノ・ノワール、白ワインはシャルドネの単一ブドウ品種から造られ、厳しい法律(原産地統制名称)によって細分化された産地や畑、造り手の個性を感じる味わいを堪能することが醍醐味となっています。