商品の紹介

フランス・パリの歴史あるレストラン「ル・タイユヴァン」。そのワインリストは愛好家やプロフェッショナルからの指標となっており、生産者にとっても自分のワインが選ばれることは最高の栄誉となっています。「セレクション・タイユヴァン」は、タイユヴァンが最も大切にする“飲み頃”のワインを提供するため、何年にもわたる時間と手間をかけて丁寧に熟成させリリースするワイン。ワインによって飲み頃は異なるため、ソムリエやキャヴィスト（カーヴの番人）が定期的に試飲し、飲み頃のタイミングを的確に見極めたうえでセレクトされたこだわりのセレクションです。

こちらは、メルキュレにおけるトップクラスの造り手が手掛ける白ワイン。メルキュレ村の6つの異なる区画のシャルドネをブレンドしています。畑は石灰岩を多く含んだ粘土質土壌が特徴。ブドウは手作業で丁寧に収穫し、選別した後、空気圧式圧搾機にてゆっくりと搾汁します。その後樽でアルコール発酵とマロラクティック発酵を実施。伝統的なブルゴーニュの228lの樽と400lの樽で11ヵ月間熟成してリリースされます。

こうして造られるワインは、豊潤で生き生きとした果実味としっかりとした酸味が綺麗に調和した、バランスの取れたスタイルが魅力です。

生産者について

シャトー・ド・シャミレ CH. DE CHAMIREY

メルキュレにおけるトップクラスの造り手

メルキュレにおけるトップクラスの造り手とされるのが、シャトー・ド・シャミレ。18世紀より続く由緒あるワイナリーで、現在はドメーヌ・デ・ペルドリなどを所有するドゥヴィラール家が運営しています。現オーナーの義父、ジョアンヌ公爵が1934年に周囲に先駆け自社瓶詰めを始めるなど、この地のワイン造りを牽引した存在です。

シャトー・ド・シャミレは現在メルキュレ村に37haの畑を所有し、そのうちの約半分がプルミエ・クリュとなっています。ブドウ栽培はリュット・レゾネを採用。細やかな収量制限や手作業での収穫を行うなど丁寧な畑仕事が特徴です。また収穫後も、2度に渡る選果を行い完璧な果実のみが醸造に回されるなど、品質にこだわったワイン造りが行われています。

生産地について

フランス ブルゴーニュ コート・シャロネーズ メルキュレ

コート・シャロネーズ地区で一段各上と認知されている村

メルキュレは、ブルゴーニュの南部コート・ドールの終わりから、サン・ヴェラン地区まで続く、コート・シャロネーズ最大の面積を誇る村。コート・シャロネーズ地区内では一段各上の村として認知されており、ボーヌなどの特級品と肩を並べるほどの品質です。赤ワインが主体で、逞しい骨格の熟成向きのワインが造られ、白ワインは豊満な果実味と洗練された酸を兼ね備えたスタイルに仕上がります。