クレマン・ド・リムー・レ・グレムノス

クオリティ重視のクレマン・ド・リムーを代表する造り手、
ドメーヌ・ジ・ロレンス。
一番搾りのキュヴェだけを使う贅沢なシャンパーニュ。

ドメーヌ・ジ・ロレンスは、 もともとシャンパーニュの造り手である
ミッシェル・ドゥヴァン氏が、 ランドック地方、リムーのテロワールに惚れ込み、
1980年代に立ち上げたスパークリングワインを専門とする小さなワイナリー。

2002年、現在のオーナーでスイスで実業家として活躍する
ジャック・カルヴェル氏がドメーヌを買い取りワイナリーを引き継ぎました。
ミッシェル・ドゥルヴァン氏のプロジェクトに共感を抱き、
現在もデュルヴァン氏のアドバイスを受けながら、
設備投資や畑のさらなる改良にも着手してクオリティ重視の
クレマン・ド・リムーを造りだしています。

リムーは南仏でも冷涼な気候を持ち、世界で初めて発泡性ワインが誕生した地として有名な地。
数々の凄腕生産者が集まる南仏のシャンパーニュと言われている産地で、
きれいな酸を持つブドウを育むテロワールがあり、高級シャンパーニュさながらの素晴らしい
"クレマン・ド・リムー"が生まれるスパークリングの銘醸地なのです。
そんなクレマン・ド・リムーの造り手の中でも、
ドメーヌ・ジ・ロレンスは、この地を代表する造り手と言われています。
ドメーヌ・ジ・ロレンスが造り出すきれいな酸と繊細な泡は、
まさにシャンパーニュの技術とリムーのテロワールの結晶と言えるでしょう。

ドメーヌ・ジ・ロレンスは、まるで高級シャンパーニュを造るように
とても丹念にクレマン・ド・リムーを造り上げています。
平均樹齢5〜15年のブドウを使用。
あえて高樹齢のものは使用せず、若々しいフレッシュな味わいを目指して造り上げられています。
他の生産者より早めに収穫（8月15日～20日頃）することにより、
ブドウが完熟し過ぎるのを防ぎ、きれいな酸とフレッシュさを保ちます。
収穫はすべて手摘みで行い、約30kg入りの木箱で運ばれ
バルーン式の圧搾機でゆっくり抽出することによりきれいな果汁を取り出します。
また、長い熟成も特徴で、クレマンで最低一年以上、ブランケットで9ヶ月以上瓶内熟成をします。
二番搾りは一切使用せず、 一番搾りのキュヴェだけを使う贅沢な造りを施しています。

フランスの最高評価誌、ギッド・アシェット誌では
ドン・ペリニヨン・エノテーク1995、サロン・ブラン・ド・ブラン1997、
ボランジェ・ラ・グラン・ダネ2000など、 トップ・シャンパンと見事を肩をならべて
最高評価である「クー・ド・クール賞」を2度のダブル受賞をはじめ、
数々のワイン専門誌で高い評価を得ています。