ポストカード・シリーズ エルギン ピノ・ノワール

スターク・コンデ・ワインズは、ステレンボッシュに位置し、
グレートバリューブランドとして知られるブティックワイナリー。
創業者のホセ・コンデ氏は、南アフリカのトップワイナリーのひとつ
ニール・エリスの共同経営者を義父に持ち、ニール・エリスへブドウの供給を行っていましたが、
1998年、ステレンボッシュに自身のブランドとなるスターク・コンデ・ワインズを立ち上げました。
最初はたった6樽、プレス機さえ無い為足ふみによるプレスからワイン造りを開始。
フラッグシップであるカベルネ・ソーヴィニョンのファーストヴィンテージが、
その年のワインショーでトロフィを受賞し、いきなり南アトップカベルネ・ソーヴィニヨンに選ばれました。
リーズナブルな価格でありながら、素晴らしい品質を誇る彼らのワインは、
国際的にも高い評価を獲得。
2009年にはNYタイムスが、カベルネ・ソーヴィニョンの2003年ヴィンテージを、
南アフリカ産カベルネ・ソーヴィニョン、トップ10本の1本として紹介。
南アフリカ産カベルネ・ソーヴィニョンの頂点をいくグレートバリューブランドとしての地位を確立しました。

また、2013年度のオールド・ミューチュアル・トロフィー・ワイン・ショーでは、
南アフリカで最も成功したワイナリーへ授与される
「モスト・サクセスフル・プロデューサー賞」を受賞。
南アフリカのワインガイド「プラッターズ」でもフラグシップのカベルネ・ソーヴィニヨンが
最高評価の5★を獲得しているなど、国内外から高い評価を得ているのです。
また、ホセ・コンデ氏の奥様であるマリーさんが、日本の人気TV番組
『世界の日本人妻は見た』で取り上げられ、スターク・コンデのワインを試飲した
有名人が大絶賛。その結果、日本市場から瞬く間に完売してしまったほど、
日本においても彼らの名は知れ渡ることになりました。

ワイナリーが位置するステレンボッシュは、
西ケープ州コースタル・リージョン地域にある、ワイン産業、研究の中心地。
スターク・コンデ・ワインズは、標高が高く恵まれた土壌の銘醸地、
ヨンカースフック・ヴェレー小地区に自社畑を所有しています。
1990年より畑の本格的な改造を行い、より良いクローンや品種の植え替えを開始。
畑を幾つものブロックに分け管理し、異なった微小気候を利用した栽培を実践します。
また、一部の畑では有機栽培を取り入れ、将来的には全てを有機へ移行する予定です。

造られるワインは、テロワールとブドウの本来持っている特長を素直に表現させたワイン。
そして、人工的では無く、モダンで清潔感を併せ持ったワインが理想のスタイルです。

こちらはスターク・コンデ・ワインズのカジュアルライン、ポストカード・シリーズ。
こちらのピノ・ノワールは、ケープ・サウス・コースト地域エルギン地区の
異なる3つの畑のブドウをブレンドして造られています。

ケープ・サウス・コーストは、西ケープ州最南端に位置し、冷涼な気候に恵まれている地域。
その中のエルギン地区は、高い標高と大西洋からの冷涼な海風の影響を受ける
特に冷涼な地域で、長らくリンゴなどの果実が栽培されていましたが、
現在ではエレガントで果実味豊かなピノ・ノワールやシャルドネなどのブドウが造られています。
繊細でエレガントなワインがトレンドになっている中、
クールクライメイト産地として世界中の注目を集めています。

低価格帯ながらも、ピノ・ノワールの魅力を存分に愉しめる
エレガントで女性的な味わいです。