テナシティ・オールド・ヴァイン・シラーズ

トゥー・ハンズ・ワインズ社は、マイケル・トゥエルフツリー氏とリチャード・ミンツ氏により、
オーストラリアで最高のシラーズベースのワインを造ることを目的に、1999年9月に設立されました。

トゥー・ハンズ・ワインズ社は設立当初、まず「世界が何を求めているか」を考え、
出した答えは「絶対的な品質」。
そして企業理念として「妥協なき品質」“Quality Without Compromise”を掲げ、
最高品質のワインを造るための挑戦を続けています。

国内外で高い評価を獲得しているトゥー・ハンズ・ワインズ。
世界的に有名なワイン評論家、ロバート・パーカー氏より
「南半球で最高のネゴシアン」と称賛されています。
また世界で唯一、ワインスペクテーター誌TOP100において
10年連続選出されるという偉業を成し遂げた、
まさに世界トップクラスのワイナリーと言っても過言ではありません。

2016年より、灌漑装置の設置や新たなブドウの樹の植樹準備など
新たな取り組みを開始しています。
2年間で6万本以上もの樹を植樹する予定とのこと。
既存の区画と合わせて、新たなブレンドを開発させるなど
今後さらなる大きな期待が持てる注目すべきワイナリーです。

オーストラリアは日照量が多いため、収穫日が1日遅れただけでも
ブドウの熟度が進み過ぎてしまいます。
そのためトゥー・ハンズ・ワインズの現オーナー、マイケル・トゥエルフツリー氏は
収穫時期になると午前4時半から自ら畑へ足を運び、区画毎にブドウの味を確認し、
納得いく出来になったタイミングで収穫。
最高のワインを造り出すため、常に畑と向き合っているのです。

収穫したブドウは区画毎に発酵、醸造を行い
テイスティングをして10段階以上のランクに分けます。
納得のいかない樽のワインはトゥー・ハンズとして販売しません。
それは同じ畑から造られた同ヴィンテージのワインでも、
樽との相性によって品質に差が生まれてしまうためという考えのもと。
醸造過程でも妥協する事は一切せず、
各キュヴェのベストな品質のものだけを厳選する事で、
ヴィンテージによる偏りのない、常に安定した品質を保つ事を可能にしているのです。

テナシティ（TENACITY）とは「粘り強い」という意味で、
オーストラリアの大地で強く逞しく育ってきたブドウの樹に敬意を表して名づけられました。
こちらのテナシティ・オールド・ヴァイン・シラーズは、
年間生産量2,200ケースの稀少なワイン。
平均樹齢30年の古樹から採れるシラーズを主体とし、
平均樹齢80年のグルナッシュやカベルネ・ソーヴィニヨン、
ムールヴェードルがブレンドされています。

安定した品質を誇る、いつ飲んでも美味しい心地よい味わい。
是非ご自宅のデイリーワインとしてお愉しみください。