商品の紹介

生産者について

ハーマン・J・ウィーマー HERMANN J WIEMER

全米トップのリースリングを生み出すNYを代表するワイナリー。

ハーマン・J・ウィーマー氏は、ドイツのベルンカステル出身で、同地方で300年以上ワインを造り続けてきた家系を持ちます。素晴らしいブドウを造れる最適な地を探した彼は、当時はワイン産地として注目されていなかったニューヨーク州フィンガー・レイクス地方にたどり着きます。この地方の冷涼な気候と砂利質の土壌が、故郷のモーゼル州と近似しており、素晴らしいワインが造れる可能性を信じたウィーマー氏は、1979年のセネカ湖左岸に自らのワイナリーを設立。ファーストヴィンテージのリースリングとシャルドネがニューヨークのコンテストで金賞を受賞するなど、設立当初から高評価を受けます。現在では米国「ワイン＆スピリッツ」誌で7年連続で世界のトップ100ワイナリーに選ばれ、著名なワインジャーナリストであるジャンシス・ロビンソン女史も「この地域のベンチマーク」とコメントするほど、全米トップのリースリングを生み出すワイナリーとして非常に高い評価を受けています。現在ワイナリーを牽引するのは、長い間ウィーマー氏のもとでワイン造りを学んだフレッド・メーワース氏。ワインビジネスを学んだ大学の友人オスカー・ビンク氏と共にワインを造り続けています。
3つの自社畑からの的確なブドウのセレクション、殺虫剤、除草剤、化学肥料などを一切使わないサステイナブルな農法、そして人工酵母を使用せずに天然酵母のみを使う伝統的な醸造法の３つの要素を組み合わせワイン造り。こうして造られるワインは、ハーマン・J・ウィーマーならではの完璧なバランスが特徴です。

生産地について

アメリカ ニューヨーク フィンガー・レイクス

高品質なリースリングを生む、ニューヨーク最大のワイン産地。

約130軒のワイナリーがひしめくニューヨーク最大のワイン産地。リースリングの銘醸地で、ドイツ、アルザスよりは温暖ですが、オーストラリアのクレア・ヴァレーよりは冷涼な気候。湖の近くの産地であるため冬の寒さが春まで長引きブドウの休眠期が伸びるため、霜害を受けにくく、夏の日中も穏やかな陽気となります。また近年ではリースリングの他、シャルドネやカベルネ・フラン、ピノ・ノワールといった品種も注目を集め、高品質ワインの生産拠点となっています。