シャトー・ボー・セジュール・ベコ

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シャトー・ボー・セジュール・ベコ

CH.BEAU-SEJOUR BECOT

価格：7,000 円 (7,560 円税込) ～

総合評価：

5.0

見事格付け第1級に帰り咲いた注目シャトー。
高い新樽比率が特徴の、凝縮感溢れる甘美なテイスト。

生産者	シャトー・ボー・セジュール・ベコ CHATEAU BEAU-SEJOUR-BECOT
タイプ	ワイン > 赤ワイン
品種	メルロ（70%）カベルネ・フラン（24%）カベルネ・ソーヴィニヨン（6%）
生産地	> フランス > ボルドー > サン・テミリオン
格付け	サン・テミリオン第1特別級B

01

2013年 750ml

7,000 円 (7,560 円税込)

WA 91-93 / WS 90

70 ポイント獲得！

このヴィンテージについて

2013年は、変わりやすく気まぐれな天候が記憶に残る年となりました。冬と春の気温の低さによる開花の遅れ、暑く雨の少ない夏、9月は湿気による灰色カビ病に悩まされたりと、生産者にとって困難の多い年でしたが、収穫を一気に行い、例年以上に厳しい選果を行った生産者は、宝石のように磨かれたワインを造り上げました。特に赤ワインに関しては、赤系の鮮やかなアロマとフレッシュな酸が特徴の早くから楽しめる味わいに仕上がっています。

2013年のボー・セジュール・ベコは、例年と比べ収穫量こそ少なかったものの、厳しい天候を乗り越えた凝縮度の高いブドウの収穫に成功しました。濃厚な紫色の色調。黒スグリ、チェリーリキュールなどよく熟した果実のアロマに、甘草、黒鉛、オーク由来のバニラやトースト香が重なります。口に含むと濃厚な果実味を纏った厚みのあるテクスチャーが印象的。しなやかなタンニンが飲み手を長い余韻へと導く深みのある味わいです。

飲み頃：～2029年

メルロ（80%）

カベルネ・フラン（16%）

カベルネ・ソーヴィニヨン（4%）

在庫がありません
02

2006年 750ml

12,000 円 (12,960 円税込)

WA 90 / WS 90

120 ポイント獲得！

このヴィンテージについて

2006年のボルドーは、7月の熱さによる影響でブドウの粒は小さく、8月は糖度とフェノール化合物が増加するのに適した穏やかで乾燥した天候でした。9月中旬の降雨の頃には、すでにリッチで凝縮した果実が実り、ワインは豊かな果実味と繊細なアロマを持ったクラシカルなスタイルに仕上がりました。

外観は濃いガーネット。ダークチェリー、ブラックチェリー、ストロベリーなど層の厚い果実の香りに、スモークの香りが絶妙に絡む洗練されたアロマ。口に含むとスパイシーな香りが広がり、果実味と酸、タンニンが見事に統合された味わいが美しい余韻を生み出します。

飲み頃：～2030年

メルロ（70%）

カベルネ・フラン（24%）

カベルネ・ソーヴィニヨン（6%）

数量：

残りあと2本

見事格付け第1級に帰り咲いた注目シャトー。
高い新樽比率が特徴の、凝縮感溢れる甘美なテイスト。

サン・テミリオン格付け第一特別級B

サン・テミリオン村からシャトー・クロ・フルテやシャトー・カノンを通り過ぎた所に、
シャトー・ボーセジュール・ベコの醸造所はあります。
上質なブドウを生み出すことで知られる “サンテミリオンの丘”の
ほぼ頂点という素晴らしい場所に位置しており、
ブドウ畑はこの丘の周辺に広がっています。

ボーセジュール・ベコが所有するブドウ畑は、16ha。
平均収量は37hl/haであり、低収量での栽培にこだわっています。

1985年には積極的な買収などのトラブルが理由で、
プルミエ・グランクリュ・クラッセ(第一特別級)からグランクリュ・クラッセに
格下げとなりましたが、そのことを非常に残念に思い、
もう一度かつての名声を取り戻そうと奮起したのが、
オーナーのドミニク・べコ氏でした。

彼はブドウ栽培から醸造にいたるまで、一からやり直すことを考え、
天才醸造コンサルタントとして知られるミッシェル・ロラン氏にコンサルティングを依頼。
畑の収穫を制限し、新樽比率をほぼ100％まで引き上げ、
より濃縮度の高いワインを造りだしました。
そして、ブドウ本来の風味がワインに溶け込むよう
清澄も濾過も一切せずにボトリングをするなど、
全てを一新した改革を行った結果、
1996年の格付けの見直しでは、見事1級に返り咲きました。

現在もミッシェル・ロラン氏の指導の下でワイン造りを続けており、魅惑的なしっかりとした樽香、
力強くコクのある、酒質が強いスタイルが魅力的です。
何より、収穫年に左右されない、安定したワイン造りには定評があります。