シャトー・プージェ

メドック格付け　第四級

シャトー・プージェを所有するのは、同じくマルゴーに位置するメドック格付け第3級、
シャトー・ボイド・カントナックの経営者、ピエール・ギルメ氏。

実は シャトー・ボイド・カントナックは1982年まで邸館や醸造所が無かったため、
このシャトー・プージェで造られていました。
1983年以来、それぞれ別の醸造所で造られるようになりましたが、
シャトー・プージェはデュボス社が独占販売して、
フランス国内でのみ販売していた為、海外ではあまり知られていません。

この二つのシャトーは同じ方法で醸造され、一体で運営されているため、
ワインのスタイルはとても良く似ています。

マルゴーの中では深みがあり、頑強でしっかりとした味わい。
若いうちはタンニンが豊富で力強く感じますが、
熟成を経て、ようやくマルゴー村らしいエレガントさがますます感じられます。