13代にわたり家族経営を続けるアルザスの名門「トリンバック」。

その歴史と伝統は、アルザスワインの象徴として、世界中のワインラヴァーから厚い信頼を集めています。

その成功を支える存在のひとつが、クロ・サンテューヌ。

特別な畑から生まれるこのワインは、ジェームス・サックリングで100点満点を獲得するなど、世界的に高く評価されています。

世界最優秀ソムリエが「世界中にワインラヴァーが飲んでみたいと思うリースリングがこの世に一つあるとすれば、それはクロ・サンテューヌだろう」と語る逸品。

白桃や洋ナシなどの熟した果実に、カモミールやハーブ、白胡椒、鉱物的なミネラルのニュアンスが重なり、複雑でありながら透明感のある香りが立ち上ります。

時間とともに香りは開き、果実とミネラルが織りなす立体感が際立ちます。

口に含むと、力強く濃密なテクスチャーと果実の凝縮感、迸るような酸味が全体を引き締めます。

その酸は洗練されており、日本刀のようにシャープで美しい骨格を形成。

後半には深いミネラル感が現れ、長く続く余韻の中に、凛とした緊張感とエレガンスが感じられる一本です。