2025年の終わりと共に、この6月から12月までのブルネッロ企画が残り3回と終わりが見えてきたことを考えると寂しい気持ちでございます。

今まで参加していただいた皆様と一緒に最後まで完走できることを願っております。

今回は「自然派ブルネッロを愉しむ②」をテーマにご用意しております！

前回もお楽しみいただきました「自然派ブルネッロ」でございますが、本日は創業年が比較的若い2つの生産者をご用意いたしました。

なんと、標高600メートルの地に位置するワイナリー（ほぼ、スカイツリーと同じ高さに驚きです）

今回はレ・ラニャイエが所有するモンタルチーノ地区の様々な標高に位置する畑のブドウを

ブレンドして造るキュヴェをご用意いたしました。

彼らは、有機農業にこだわってブドウ栽培を行っているため、肥料は使っておらず、

その代わりにマメ科植物やクローバー、ハーブなどのカバークロップを採用しています。

また、多様な植物が植えられていることで、土壌の保水力も維持。

多くの種類の動物や昆虫にとって重要な生息地を造り出します。

こうすることで生態系を維持し、ブドウも健康的に成長することができるのです。

こうしたオーガニク栽培により生み出される、生き生きとした酸味と伸びやかな味わいをぜひお楽しみください。

こちらは、私が当時入社1年目で初めてブルネッロの良さに気付かされたワインです。

まるでココアパウダーのような緻密なタンニンと赤や黒の熟したベリーを思わせる魅惑的な味わいに翻弄されました。

ぜひ、皆様にも味わっていただきたいです。

1994年創業と比較的若いワイナリーながら高評価を叩き出し、すぐにトップ生産者の仲間入りを果たした「サリクッティ」。

モンタルチーノでオーガニック認証を初めて取得した生産者のひとつで、自然に寄り添うワイン造りを実践しています。

「コスモ・ディ・サリクッティ」という考えのもと、動植物・自然環境・資源・人など全ての要素が

調和し循環する世界をワイナリーの中で体現しているのです。 

また醸造に関しても「何も足さない、何も引かない、何も直さない」という哲学を掲げています。

ありのままの自然を表現し生み出されるエレガントなスタイルをどうぞお楽しみください。

フランス・ブルゴーニュのワインや、イタリアのピエモンテ州・バローロ、バルバレスコの生産者が取り入れておりますが、

このブルネッロ・ディ・モンタルチーノも例外ではありません！

「レ・ラニャイエ」と「サリクッティ」は1つの畑の個性を引き出すことにも力を入れている生産者でございます。

今回は、複数の畑のブレンドのワインをテイスティングして頂きますが、生産者のスタイルが一番に感じられるワインとなっております。

ぜひ気に入っていただけましたら、単一畑のワインにもトライして頂くと非常にブルネッロの真髄を味わえるかと存じます！

こちらの生産者ページにて単一畑のワインがご覧いただけます。

⇒　「レ・ラニャイエ」　生産者ページ

⇒　「サリクッティ」生産者ページ

「ブログを見た」とお店で伝えて頂いた方には特典をご用意します！

①デキャンタ－ジュをする事　②グラスをお客様の好みに合わせて変更いたします。

デキャンタージュをする事、グラスによって味わいがどのように異なるのか気になる方は、ぜひ店頭のスタッフにお申し付けくださいませ！