店舗情報
ワインショップ・エノテカ 自由が丘店
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竹中
イタリアABCの3大ワインと言われる「A」アマローネ(陰干ししたブドウを使うワイン)、「B」バローロ&ブルネッロ、「C」キャンティと言われていますが、自由が丘店がフォーカスを当てたのは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノでございます。
イタリア現地では、「ブルネッロは贈答品」と言われるほどイタリア高級ワインの代表格でございます。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ=モンタルチーノ地区で造られたブルネッロ(ブルネッロはモンタルチーノ地区の方言でサンジョヴェーゼ・グロッソを指します)
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、サンジョヴェーゼ・グロッソという、サンジョヴェーゼより粒が大きく果皮が厚いブドウを100%使用します。
そのサンジョヴェーゼ・グロッソからパワフルながらも上品なワインを生み出します。
ブルネッロは、サンジョヴェーゼ・グロッソ100%で造られます。
つまり、ピノ・ノワールやバローロに使用されるネッビオーロと同様に単一品種でワインを造ります。
単一品種は、栽培するブドウの扱いやテロワール(環境)がそのままワインに反映します。モンタルチーノ地区の地形は複雑で、地図上で隣り合っているワイナリーを3Dで見てみると、実は崖の上と下で隣り合っていて、標高の高さによる気温の違い、吹き抜ける風の強弱、日光の当たり方など、隣のワイナリーでも実は環境に大きな違いがある事も珍しくありません。それにより、ワインの個性も多種多様で奥が深いワイン産地となっております。
ブルネッロは、本格的に造られてから60年にも満たない比較的歴史が新しい産地です。
今回、エノテカの取り扱いの中でブルネッロの生産者協会の創立の際、一躍した2人の生産者の飲み比べとなっております。
第1弾ですので、ブルネッロというワインがどういった経緯で生まれ、世界に認められるようになったのか。
それをこの2人の生産者を通して体験して頂きたく存じます!
ヴァルディカヴァは1953年創業の家族経営のブルネッロ・ディ・モンタルチーノの造り手。
創業者のブラマンテ・マルティーニ氏はブルネッロ・ディ・モンタルチーノが無名であった頃からワインの発展のために寄与し、1966年のDOC認定翌年に設立されたブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会の設立メンバーの一人でもあります。
「モンタルチーノで最もドラマチックなワインを生む、ブルネッロの先導者」とワイン評価誌のヴィノスで評価されています。
私も本当に良いワインに出会った時はごく稀に、1つのドラマや映画を見ているような、ハリウッドスターを連想するような、そんな圧倒的なイメージをワインから感じます。
カナリッキオ・ディ・ソープラの歴史は1962年にプリーモ・パチェンティ氏がモンタルチーノ市街の北部カナリッキオ地区にワイナリーを設立したことから始まります。
当時モンタルチーノはシエナ県内で最も貧しい村のひとつでしたが、この地で農夫として働いていたプリーモ氏は困難にぶつかり、自分たちでワイン造りを行うことを決心。
村の地位向上に向けてブドウとワインの品質を高めていきました。
彼らが初めてワインをリリースしたのは、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノがDOCに認定された1966年。
その翌年には11軒のワイナリーとともに、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会を創設しました。
今回テイスティングできるワインは、カナリッキオ・ディ・ソープラの代名詞とも言える1本でございます。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノがDOCに認定された1966年にワイナリーとして彼らが初めて手掛けたワインです!
伝統と共に歩んだワイナリーを代表するブルネッロ・ディ・モンタルチーノを是非ご堪能ください!
「ブログを見た」とお店で伝えて頂いた方には特典をご用意します!
①デキャンタ-ジュをする事 ②グラスをお客様の好みに合わせて変更いたします。
デキャンタージュをする事、グラスによって味わいがどのように異なるのか気になる方は、ぜひ店頭のスタッフにお申しつけください!
【2種 各50ml 3,250円】 【定員13名】 ウェブでのご予約は承っておりません。もしご予約をご希望の方は、お手数ですが店舗にお問い合わせくださいませ。↓↓↓
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