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ワインショップ・エノテカ 自由が丘店
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竹中
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノというワインを聞いたことがない」
「イタリアワインが好き」
「重いワインが好きだけど、飲み疲れしないワインが好き」
そのような方に是非試して頂きたいテイスティングとなっています。
しかし、店頭で接客していると、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノを聞いたことがない方や、飲んだことがない方が多い印象です。
キャンティや、バローロ、アマローネ(陰干ししたブドウを使うワイン)に比べて知名度の低さを体感しておりますが、イタリア現地では、「ブルネッロは贈答品」と言われるほどイタリア高級ワインの代表格でございます。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ=モンタルチーノ地区で造られたブルネッロ(ブルネッロはモンタルチーノ地区の方言でサンジョヴェーゼ・グロッソを指します)
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは、サンジョヴェーゼ・グロッソという、サンジョヴェーゼより果皮が厚いブドウを100%使用します。
そのサンジョヴェーゼ・グロッソから力強く、パワフルなワインを生み出します。
単一品種でワインを造るというと、ピノ・ノワールやバローロに使用されるネッビオーロを思い浮かべますが、このイタリアを代表するブルネッロ・ディ・モンタルチーノもサンジョヴェーゼ・グロッソ単一でワインを造っています。
単一品種は、栽培するブドウの扱いやテロワール(環境)がそのままワインに反映します。モンタルチーノ地区の地形は複雑で、地図上で隣り合っているワイナリーを3Dで見てみると、実は崖の上と下で隣り合っていて、標高の高さによる気温の違い、吹き抜ける風の強弱、日光の当たり方など、隣のワイナリーでも実は環境大きな違いがある事も珍しくありません。それにより、ワインの個性も多種多様で奥が深いワイン産地となっております。
上図⑨に拠点を構える生産者 (Re Ragnaie / レ・ラニャイエ) のご紹介です!
10年前までブルネッロ・ディ・モンタルチーノは標高が600メートル以上の畑は、ワイン造りには冷涼すぎると言われていました。
しかし、温暖化が進んだ今ではこの標高だからこそ表現できる上品な酸があってエレガントなワインを生み出しています。
上図⑨に拠点がある通り、他のワイナリーと比較しても標高が高い所でワイン造りをしています。
なぜ、同じブドウ品種でここまで味わいに違いが出るのか、ブルネッロ&ロッソを通して体験して頂きたいです!
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転。
妊娠中及び授乳中の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。
ほどよく、楽しく、良いお酒。のんだあとはリサイクル。