皆さまこんにちは、博多店の松井です。

厳しい冬の終わりが近づくと同時に、春の訪れを感じる日々が多くなってきましたね！

花粉症の方にはつらい季節ですが、お花見や歓送迎会など、楽しいイベントを予定されている方も多いのではないでしょうか。

さて、今回はアメリカ合衆国のワイン生産量の９割を占める銘醸地、「カリフォルニア州」のワインについてご紹介します。

皆さまはカリフォルニアワインにどのようなイメージをお持ちですか？

「オーパス・ワンなどの高級ワインが多い」「樽の香りが強く、パワフルな印象」など、様々なご意見があるかと思います。

カリフォルニアは比較的新しいワイン生産国である「ニューワールド」の代表格であり、新進気鋭のワインメーカーが数多く存在します。フランスやイタリアのように厳格なワイン法は制定されていないため、枠にとらわれないワイン造りが盛んに行われています。

カリフォルニアと言えば、世界を震撼させてた「パリスの審判」が有名ですね。無名のカリフォルニアのワインがフランスの一流どころを撃破し、フランス以外でも高品質ワインができることを世界中に知らしめた事件です。（ 詳しく知りたい方はこちらをご参照ください。）

このほかにも、数々の逸話が残っていますが、実はデイリーワインのクオリティが高い産地としても有名です。

夏の気温は40℃を超え、雨がほとんど降らないために水不足が課題となりますが、その分ブドウが熟しやすい環境にあるといえます。そのため、デイリーワインであってもパワーあふれるワインを生み出すことが出来るのです。

皆さまは、ケンダル・ジャクソンの世界観を体験したことはありますか？

ケンダル・ジャクソンは、故ジェス・ジャクソン氏（写真）が1982年にカリフォルニア州レイク・カウンティに設立した、家族経営を貫くワイナリーです。

ワイナリーでは「高い品質のワインを品種や価格の垣根を越えて造ること。そして、それらのワインが何気ない日常から、お祝いの特別な時間まで、シーンを選ばず寄り添えること」をゴールとしており、その言葉通り、どんな人にでも好かれ、様々なシーンで楽しめるワインを生み出し続けています。

シリーズも豊富で、気軽に楽しめる「ヴィントナーズ・リザーヴ」や、単一畑のカルトワインを想起させる「エステート・コレクション」など、幅広いラインナップがございます。

そのため、ご自宅用としてはもちろん、贈り物にも最適です。

なにかと集まりが多くなる季節ですので、”親しみやすさ”と”高級ワインのエッセンスを感じることが出来る”カリフォルニアワインはいかがでしょうか。

また、今回ご紹介させていただいた「ケンダル・ジャクソン・エステート・セレクション・ホークアイ・マウンテン」は、エノテカ博多店のバースペースにてグラスワインでご提供しておりますので、皆さまのご来店お待ちしております。